ごにのひ | 青いたんぽぽ

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5月2日っすね(๑˃̵ᴗ˂̵๑)

 

そう!潤翔の日(*ノω・*)テヘ

しやがれ…待てねぇ…

 

 

 

誰得でもない、オレが楽しいだけのやつですww

 

 

 

 

しょたっこしょーさんw

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めて、両手を上にあげて伸びる。

なにかよくわからないが、身体に違和感を感じた。

 

ん?

 

試しに両手を目の前に持ってくる。

 

ああっ?!

 

自分の掌を見て、何が起こったのかを一生懸命考えるが、何も考えつかない。

 

ちょっと、待て

 

誰に言っているのかは、とりあえず置いといて。

無駄にぐっぱぐっぱしてみる。

 

動くよな

 

当たり前のことなのに、自分の手にものすごい違和感。

隣でぐっすり眠っている彼を起こさないように、そっとベットから抜け出し、いつもなら簡単に開けれるドアのノブを背伸びしながら開けて、リビングに向かう。

 

ぱたぱたという音を聞かないふりをして、リビングの隅にある姿見の前に立つ。

自分の姿を見た途端、さっきまで起こさないようにとしていた気遣いなんてどこかに飛ばした。

 

 

「なんだ、これぇぇぇえ!!!!!!」

 

 

 

オレの叫び声を聞いた彼が、慌ててリビングに駆け付けた。

 

「どうしたの!しょおくん!!」

 

寝起きでもカッコいい彼、松本潤がオレを見て、また同じことを叫んだ。

 

「どうしたの!!しょおくん!!!」

 

人間、自分より驚いているやつを目の前にすると自分が冷静になれる。

この状況がまさにそうだ。

 

「落ち着け、潤」

「落ち着けるわけないでしょ!つか、なんで、しょおくん…って、キミ、しょおくんなの?!」

「見た目は子供、頭脳は大人、その名は櫻井翔!」

「ふざけてんの?」

「ふざけたくなるだろ」

 

潤は、オレの目の前にしゃがみ込むとじろじろと見る。

その感じ分からなくもないよ。

 

だって、今オレは、着ている自分の服に埋もれているような5歳児くらいの容姿をしているのだから

 

 

「しょおくんの服じゃ、ぶかぶかだもんねぇ」

 

いや、これもオレの服だ。

 

潤は、しばらくオレの姿を見て、なぜか1人で納得をして、待ってて!と部屋に戻るとプレゼントに用意していたであろう包みをオレのところに持ってきた。

 

「良かった、渡す前で」

「何がだよ」

「はい、これ!」

 

満面の笑みで、渡された包み。

 

「何?」

「あっそっか。開けずらいよね」

 

潤は目を細めながらオレに微笑んで、包みをオレから取ると綺麗に包装をはがした。

中から取り出してきたのは、潤のセンスの良さが表れてる子供服。

 

「たぶん、似合うと思うんだけどな」

 

嬉しそうにそれをオレに着させようとするが。

 

「自分で出来る!」

「そうだね」

 

まるで、本当の子供を扱うような言い方。

 

ちょっと…かなり、ムカつく!

 

そう思いながら、シャツを羽織ろうとするが上手くいかない。

 

「あれ、あれ」

「もぉ、だから言ったでしょ」

 

潤は、ほらは手はこう!とか言って、オレに次々と服を着せていく。

 

「うぅ~~~」

「唸らないw仕方ないでしょ、今のしょおくんは小さいんだから」

「身体はな!でも、オレ、大人だよ?一人で出来るはずだもん!」

「はいはい」

「じゅん!!」

「分かったから」

 

潤は、一人で怒ってるオレを可笑しそうに笑いながら、はい出来たって言って、オレを抱き上げる。

 

「お…おい!」

「暴れない。落ちちゃうでしょ」

 

鏡に映る姿は、イケメンと子供

 

「しょおくん、可愛い!!」

 

嬉しそうにオレにちゅってキスをする。

 

「じゅん!」

「何?恥ずかしいの?」

「違う!おろせ!」

「なんで?」

「たかい!」

 

今まで、潤とそう変わらない身長だったから、目線的には変わらないのに今の身体の大きさのせいで異常に高く感じる。

 

「そういうとこは変わんないんだね」

「中身はかわってねぇ」

「そうなの?」

「そう!だから、はやくおろせ!」

 

じたばたするオレを潤は、ゆっくりとおろす。

床に足が付いたことでかなりの安心感を感じた。

そして、安心感を感じたら、ぐぅーっと腹の虫が鳴く。

 

「お腹空いたの?」

 

潤はくすくす笑いながら、オレの頭を撫でる。

バレてしまってるのだから、素直に頷くしかない。

 

「しょおくんらしいね」

「うるさい」

「何が食べたい?」

「おむらいす!」

 

潤のオムライスが大好きだから、素直に言えば、その場にしゃがみ込み、両手を顔に当て肩を揺らしてる潤。

 

「どうした?」

 

具合でも悪くなったのかと思って、潤の頭を撫でれば。

 

「しょおくん、可愛すぎ…」

 

オレは、潤の頭を撫でるのを止めて、ソファによじ登り、テレビをつけようとしたが、リモコンが届かない。

 

「じゅん!りもこんがとれない!!」

 

オレの声に潤は両手を顔から外して、オレのほうを向く。

 

「てれびがみれない!はらがへったぁ!!」

 

足をばたばたさせて言えば、今度は潤は、腹を抱えて笑い始めた。

 

「しょおくん、もうちょっと待っててね」

 

オレは、潤の笑いが納まるまでテレビを見るために、せっかく登ったソファから降りて、テーブルの上のリモコンを取り、もう一度ソファに登って、ニュースを見ることにした。

 

 

 

 

 

 

長くなりそうなので、いったん切ります…