素直になれなくて。24 | 青いたんぽぽ

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しょ…しょーさん?!w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「なぁ、ニノぉー。最後まで、スルってなんだと思う?」

 

オレの言葉にニノは飲んでたコーヒーを吹き出した。

 

「汚っ!」

「はぁ?!」

 

オレは近くにあったティッシュを取り、カウンターの上を拭く。

 

「ニノ、汚い」

「あんたがとんでもないことを言うからでしょ!!」

「え?」

 

なんか知らなけど、すげー睨まれてます。

 

ニノは、オレからティッシュを奪うと、口元と上着を拭きながら。

 

「翔ちゃんって、ホントにかなりの鈍感だと思ってたけど、無知も入るの?」

「なんだよ、それ」

「今時、小学生でもわかることを聞いてくるとは思わないでしょ?!」

「つか、お前、なんで怒ってんの?」

「ああ、もぉー!!翔ちゃんさ、相バカにキスはされたんでしょ?」

「は?!おまっ!何言ってんの?!なんで、雅紀がオレにキ…キスすんの?」

「はぁあああ?!してないの?!あいつ、何してんだよっ!」

「だからさ、なんで、そんなにニノが怒るんだよ?」

 

ニノは、がしってオレの両肩を掴んで。

 

「ホントは、されたんでしょ?」

「だから、してないし!されるわけねぇだろ!」

「でも、最後までするって言ったんでしょ?」

「うん。だから、わかんねぇんじゃん」

「ここまで、鈍感な人みたことねぇよ。翔ちゃん、ホントは地球外生命体なんじゃないの?」

「れっきとした、地球人で日本人だ。お前、馬鹿にしてんの?」

「ある意味ね。相葉さんが可哀想になってきた」

「なんでだよ」


「あのね、もうさ。相葉さんには悪いけど、言わせてもらうわ」

「え?」


あのね、相葉さんは翔ちゃんのこと…




「おおー。なんか、おもしろいこと言ってるな」


ニノの言葉を遮るかのように、岡田くんがカウンターの前に立っていた。



つづく