しょ…しょーさん?!w
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
「なぁ、ニノぉー。最後まで、スルってなんだと思う?」
オレの言葉にニノは飲んでたコーヒーを吹き出した。
「汚っ!」
「はぁ?!」
オレは近くにあったティッシュを取り、カウンターの上を拭く。
「ニノ、汚い」
「あんたがとんでもないことを言うからでしょ!!」
「え?」
なんか知らなけど、すげー睨まれてます。
ニノは、オレからティッシュを奪うと、口元と上着を拭きながら。
「翔ちゃんって、ホントにかなりの鈍感だと思ってたけど、無知も入るの?」
「なんだよ、それ」
「今時、小学生でもわかることを聞いてくるとは思わないでしょ?!」
「つか、お前、なんで怒ってんの?」
「ああ、もぉー!!翔ちゃんさ、相バカにキスはされたんでしょ?」
「は?!おまっ!何言ってんの?!なんで、雅紀がオレにキ…キスすんの?」
「はぁあああ?!してないの?!あいつ、何してんだよっ!」
「だからさ、なんで、そんなにニノが怒るんだよ?」
ニノは、がしってオレの両肩を掴んで。
「ホントは、されたんでしょ?」
「だから、してないし!されるわけねぇだろ!」
「でも、最後までするって言ったんでしょ?」
「うん。だから、わかんねぇんじゃん」
「ここまで、鈍感な人みたことねぇよ。翔ちゃん、ホントは地球外生命体なんじゃないの?」
「れっきとした、地球人で日本人だ。お前、馬鹿にしてんの?」
「ある意味ね。相葉さんが可哀想になってきた」
「なんでだよ」
「あのね、もうさ。相葉さんには悪いけど、言わせてもらうわ」
「え?」
あのね、相葉さんは翔ちゃんのこと…
「おおー。なんか、おもしろいこと言ってるな」
ニノの言葉を遮るかのように、岡田くんがカウンターの前に立っていた。
つづく