=͟͟͞͞( ´・∀・`=͟͟͞͞)( `・3・´=͟͟͞͞)=͟͟͞( ‘◇‘=͟͟͞͞) ( .°ω°=͟͟͞͞)=͟͟͞͞ノノ`▽´ル=͟͟͞͞=͟͟͞͞
嵐の顔文字検索検索 2
え?どういう状況?!
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
なぜか、額が冷たく感じて目が覚めた。
え?なんだ?
手を額に当てると熱ざましのシートがあって。
「な…んで…」
声を出したら、喉の痛みを感じる。
「あっ、起きた?」
雅紀がペットボトルを手に立っていて、オレが目を覚ましたことに気が付くとしゃがんでオレの顎の下に手を当てる。
「少しは下がったかな?」
「え?」
「どこか、痛いとこある?」
そう聞かれて、喉の痛みと身体中の怠さを感じて。
自分が熱を出したことに気が付いた。
「あっ、ごめんな。オレ…」
そう言って上半身を起こす。
「あんなにずぶ濡れになってたんだもん。風邪ひくに決まってるでしょ」
「そうだな」
雅紀は、もぉーって少し呆れた顔して。
「理由は後で聞くから。飲む?」
ペットボトルの蓋を開けてくれて差し出した。
オレはそれを受け取り、少しだけ飲む。
程良い冷たさが喉の痛みを和らげてくれた。
「ありがとう」
「どういたしまして。もう少し休んだら?」
「うん、そうする」
素直に甘えて、雅紀に背中に手を添えられながらベットに横になる。
「あのさ」
「何?」
「帰ってもいいよ」
「え?」
「風邪、移っちゃうよ」
そうだねー 移せば、治りは早いかもね
雅紀は、ふっと笑いながら、オレに近づいてくる。
いやいやいや!ほんとに移っちゃうから!
オレは布団をぐいっと鼻まであげて。
「マジで移るから!」
軽く睨むと、雅紀はすっと離れてオレの髪を撫でた。
「あのさ。病人だから、結構我慢してる俺の身にもなってよ」
「ん?」
「ただでさえ、熱で潤んだ瞳で煽るようなこと言って。風邪さえひいてなきゃ、襲っちゃうんだからね」
「ばっ…バカなことを言うな」
はぁー、しょーちゃんのほうがバカだよ
雅紀は頭を軽く振り。
「俺だってね、友達は辛いんだよ?」
「え?」
いい加減さ、気が付いたらどうなの?
雅紀の顔が真剣な表情になる。
「元気になったら、最後までスルからね」
つづく