あなただけをみつめる。18 | 青いたんぽぽ

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ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 
さて、終わりはいつくるんでしょう←
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜
 
 
 
 
 
 
 
「しょーちゃん」
 
友達になった相葉さん…いや、雅紀は付き合いやすい人だと思った。
以前からそうだと思ってはいたのだが、服の趣味や映画など、合うことが多く。
ただ、ものすごく人懐っこい。
ものすごい笑顔で、仕事帰りなど立ち寄ってくる。
嫌ではないんだ、それが。
 
 
「今日は、焼きそばにしようか?」
 
そして、夕食を作ってくれたりする。
オレも凝ったものは作れないが、料理が出来ないわけでもない。
だけど、以前包丁を持ったオレを雅紀は必死で止めた。
あれ以来、手伝ってとは言わない。
でも、いつも悪いなって思って。
 
「オレも手伝おうか?」
 
そう言えば。
 
「ありがとう。気持ちだけで。でもさ、しょーちゃん、今までどうやって食事してきたの?」
 
と、真剣に聞かれるから。
 
「簡単なものなら作れるよ。時間はかかるけど。たまに、松本が作ってくれたし。あいつすげーんだよ!店開けるくらいの実力あるし!今度作ってもらおう。あとは、ニノと食べに行くかな」
「二宮さんと?」
「うん。ニノと食べに行くの好きなんだ」
「二宮さんとしょーちゃんは、どういう関係なの?」
「大学の時の先輩後輩」
「なるほど」
「そうそう。松本を育てたの、あいつだよ。どうやったら、松本を引き立てさせられるかを1番知ってるのは、ニノだけだよ」
 
オレは、にやりと笑いながら雅紀に言う。
 
「仲良いだね、松本さんと二宮さんと」
「唯一の友達だしね」
「俺も入ってる?」
「もちろん」
 
雅紀は嬉しそうに笑うと、テーブルの上に焼きそばを乗せた皿を置いた。
 
「食べようか」
 
 
何気ない友達との時間。
穏やかで。その時間をオレはいつから失くしていたんだろう?
 
「雅紀」
 
焼きそばを頬張っている雅紀を呼ぶ。
 
「ん?」
 
ありがとう
 
笑顔で言えば、雅紀は急いで飲み込んで。
 
「なっ何…ごほっ」
「なんだよー急いで食べなくていいって」
「しょっしょーちゃんがいきなり、そんなこと言うからでしょ!」
「ごめんごめんw」
 
オレは笑って、雅紀に背中をさすった。
 
 
 
 
こんな時間を長く。
ずっと、過ごしたい。



ずっと・・・・
 
 
 
 

 
つづく