女性は21年4月、同組合に採用された。初任地は丹波市内の診療所で、牛など家畜の往診に当たっていた。1日の診察が数十頭に上ることもあり、車での移動も長距離になったという。23年4月に南あわじ市に異動し、8月中旬、同市内の自宅で亡くなっているのを女性の家族が見つけた。 亡くなる3カ月前の同年5月下旬から時間外労働が徐々に増加。翌6月中旬からの1カ月間は97時間に達し、ひと月前の倍以上になっていた。労基署は仕事量の急増で心理的負担が強くなり、持病が悪化したとして、26年1月23日付で労災認定した。 女性の両親によると、23年4~8月の時間外労働はパソコンの利用時間などが算出の根拠になったといい、本人の申告よりも計約150時間多かった。
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