センスのかけらもない手抜きポスターなので、ちょっと心配だったが、普通に面白かった。
正統派の「B級ゾンビ映画」
テンポがいい。ストーリーは凡庸だが、キャラの個性が立っている。
低予算映画にしてはゾンビの出来が良い。
ちゃんと昔のゾンビ作品を踏襲しつつ、新しいことにも挑戦している。
ただ、ゾンビの使い方が雑なので、前半のメリハリの無さが惜しい。
怖さがちょっと足りない。
ゾンビの怖さを伝えるためにも、うじゃうじゃするゾンビのシーンを撮ってもらいたかった。
脚本にお金をかけ過ぎた感じ。
監督は「ブライアン・T・ジェインズ」
確認できた作品は3つ。
2011年 ビッグフット UMA確認
2012年 バイオハザード ペイシェント ゼロ
2012年 エリア・オブ・ザ・デッド
2012年以降、作品が無い。
今作「エリア・オブ・ザ・デッド」の評価は、そういうことです。
監督にそれ以降、映画の仕事は無かったということですね。
おそらく映画よりもTVドラマのほうが良い仕事をしそうな人だと思う。
恐らく「サラリーマン監督」。
※ストーリーがジェットコースターのようには進まない。
主人公が誰なのか後半になってもわからない。
映画なのに途中でCMが入りそうな場面がちょくちょくある。
アメリカのTVドラマによくあるアメリカンジョーク「笑いを誘おうとする馬鹿がする会話」が何度もある。
全く面白くない。