「ディストラクションZ」の話 | 思いついてしまったことは記録に残そう!

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最初は、XV HVについての記録を残したかったので始めたブログ。
最近は、ストレス発散の場になってきています。
とりあえず、思いついたことを残していきます。


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「ディストラクションZ」というゾンビ映画。

「Z」をつければ売り上げが伸びるんだろうけど、そんな思いで「Z」をつけた作品は良い映画といえるのだろうか?

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「zombies」というゾンビ映画は、「ディストラクションZ」に変わりました。(日本だけ)

パッケージの絵柄もタイトルも変わりました。日本の会社は良く仕事をします。

zombies」のC級ゾンビ映画らしいパッケージが、「ディストラクションZ」風になるとだいぶやる気が感じられます。ただし、ポスターのなかで両手にピストルを構えている女の人は主人公ではありません。


映画自体はどんな感じかというと「いろんな要素を詰め込んでいるがどうもしっくりこないC級ゾンビ映画」です。
ストーリーも、納得できるほどの作り込み方ではありません。
分岐点が多過ぎるので、伏線がどれも中途半端な印象で終わります。
最近のゾンビ映画のエッセンスは全部入っています。砂糖も塩もケチャップも味噌もカレーも牛乳も、全部チョットずつ入っている「味噌カレー牛乳とんこつラーメン」的な作品です。

もうチョット絞った方が良かったのかも。


評価できる点は「売れるための努力」がちゃんとされているところです。売れるための様々な工夫がみてとれます。やるべき事はやっています。

名前だって「Z」を入れています。
パッケージだってミラ・ジョヴォヴィッチみたいなのに変更しています。
ジョージ・A・ロメロの息子が製作としてクレジットされています。

ロメロの名前を出されるとゾンビファンは無視できません。 
しかし、「ロメロの息子」と言われても対応に困ります。息子がいたのも知りませんでした。
それにパッケージには「キャメロン・ロメロ プレゼンツ」と書いてますが、本当は「製作」ですよね?「製作」ってカネ集めのほうですよね?
映画の出来には関係ないってことですよね??



お金をかけて撮ったシーンを全部使いたいのはわかるけど、そのシーンの必然性に問題があります。

ばっさりカットできません。
全体がボヤッとします。



それが、C級映画の悲しさ!




※今回は「ロメロの息子」だけど、「○○の従兄弟」とか「○○の嫁」というのもアリだろうか?
そんなの見たことないけど、どうなんだろう?