人は、時を重ね、年齢を重ねる。
私は今年、48になるが(ちなみにイチローと同い年)、振り返る時、今まで何をして来たんだろうと、愕然とする時もある。
世の中には、いろんな人がいて、私も今まで、社会と交わる中で、いろんな人と出会ってきた。
60でも、全く社交性のない、自分勝手な人もいたし、18でも、仕事も出来て、人間としても気配りが効いて、人望の厚い人もいた。
日本には、未だ、「年功序列」という風習があるようだが、人間は年齢じゃないな、というのを、様々なシーンで感じ、生きてきた。
で、村上選手である。
彼は、昨日の勝利に、こう口にした。
「青木さんと内川さんの分まで、僕がしっかりしないと」
素晴らしいではないか..
皆さんもご存知のように、彼自身も、コロナに罹患した経験がある。
だからこそ、自分の事のように苦しいだろうし、歯痒さもあると思う。
その上での、この言葉..
彼は入団してきた時から、雰囲気が違った。
分かりやすく言うなら、
「大物のオーラ」
である。
ルーキーの年の出陣式で、彼を近くで見る機会があったが、その佇まいは、まさしく、松井であり、筒香であった。
その後の活躍は、ご存知の通りであるが、彼の凄い所は、野球はもちろん、その姿勢である。
インタビューを受けるにも、普通、まだこの年齢、入団年数であったら、言葉が上ずり、途切れがちになったり、たどたどしくなるものだが、彼には全く、それがない。
いつかの試合では、石山がランナーを出して、ピンチになった時に、ただ一人、マウンドに向かい、声掛けをしているシーンもあった。
たぶん、彼が今すぐ、監督としてベンチに座っても、なんら、違和感ないのではないか。
「威風堂々」
現状のチームを引っ張っているのは、間違いなく、彼である。
