久しぶりに映画の感想でーす。

先日レイトショーで
『この世界の片隅に』という
映画を見てきました。



今年にはいってから
やっと奈良でも公開されたので
さっそく、です。

感想は…

多分わたし 映画館じゃなかったら
嗚咽してました。
もともと涙もろいし歳のせいか
すぐホロッときますけども
そんなんじゃない。

静かな怒り…
そんな涙です。

まだ観るかたのためにネタバレなしです。

戦時中の広島のお話。
アニメです。

戦争もののアニメといえば
火垂るの墓が有名かもですけど
あんなに悲惨ではない。
戦争ものが苦手なタイプも大丈夫と
思います。

アニメの色調も優しくて
パステル画のよう。
登場人物もみんな
優しくて穏やか
意地悪する人も怒る人も出てきません。

でも…
優しげな雰囲気の裏側の
哀しみや悔しさや怒りを感じました。

辛い時代を努めて
普通に過ごそうとした人たちの話
アニメだからこそ伝わったものが
あったと思えました。

映画館で
たくさんの年代の人が
観る機会があればいいのになと
思いました。

今日も奈良は平和です。