まどみちお・詩人 | 喉元を過ぎれば痛み(熱さ)を忘れる‥ことなかれ

まどみちお・詩人

【 ぼくが ここに 】


ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できない


もしも
ゾウが ここに
いるならば
そのゾウだけ

マメが いるならば
その一つぶの マメだけしか
ここに いることは できない


ああ
このちきゅうの うえでは
こんなに だいじに
まもられているのだ
どんなものが
どんなところに
いるときも


その「いること」こそが
なににも まして
すばらしいこと として

♪(^0_0^)♪