ビーチャンが死んだ

14年目で

犬にしては十分生きたよね

十分過ぎるくらいに

GWから一気に老衰して、最後には自分の力で立てなかった

ご飯も流動食、水はスポイトで少しずつ与えた

それでも目は生き生きしてて、飼い主の動きを目で追ってた

寿命を全うして、最期も目の光がすーっと消えるようだったらしい

私は別室で寝てたから、死んだ後に起こされたから最期は看取れなかったけど

まだ暖かいウチに触れて、「コイツ、寝たふりか?」って思うくらいだった

実際一緒に暮らしたのなんて短くて、ビーチャンがウチに来てからすぐに兄妹そろって家を出ていった

子供が出ていった後の親の寂しさを、ビーチャンが埋めてくれてた

それを考えるとビーチャンには感謝しきれなくて、ありがとうとしか言えなくて…

やっぱり涙は止まらなくて

いつ死んでもおかしくなかったのに、

私が研修から帰ってくるの待ってたみたいに、生きてくれてて、

帰ってきた2日後に逝くなんて…

親が寂しくならんようにずっと待っててくれたんやなって思うと

やっぱりありがとうとしか言えない

朝父さんのトーストを焼く匂いにしっぽふって寄ってきて、「自分もドキドキわんわん」って目で見て

仕方なくちょっとだけあげたら、足早にベッドに戻って大事そうに両手で持って、カリカリ言いながらトーストの耳かじってた

「誰にもあげないシラー」って周りの様子を警戒してさDASH!

中身は人間の子供のような犬だった

マンションになって、家ん中を人の後ろついて回って、常にビーチャンが動く気配があって…

今はリビングでイィ顔してグッスリ寝てる

午後に家族で埋めに行く

前の一代目ビーチャンの時みたいに、土をかけるのをためらうんだろうな

朝起きてから何もしてない…

片付けなきゃ…

ただ、ありがとうって伝えよ