発達障害と診断された息子を抱え幼少期の進路は極めて難しいものになりました。
医師からは支援学校を薦められましたが空きはなし。
幼稚園もいくつか面接しましたが発達障害であることを伝えると全て入園不可になりました。
年少という情緒成長の大切な時期に回りの子供達と触れ合えないのは息子にとってマイナスでしかないと考えてました。
そして残された道は保育所でした。
それでも私立だと幼稚園と同じように断られてしまう。
ならば公立保育園しかない。
ただ公立保育園も待機状態なので入れる保障はない。
そして当時の拙い僕や妻は幼稚園はお勉強をするところで、保育園は預かってくれるところというイメージがありました。
K式テストでDQ65というスコアを出した息子にお勉強も頑張ってほしいという思いもあり、幼稚園を諦めきれないところもありました。
でも息子には保育園の道しか可能性が残されていない。
ということで申し込みました。
そして最初は落選しましたが数カ月後になんと入園できることになりました。
このように消去法で入園することになった公立保育園ですが、これが結果的に家族にとって何よりも良い選択となりました。
妻はもうあまり息子を気にせず仕事ができる。
支援学校や幼稚園に入れたなら妻は仕事を辞めるつもりでした。
そうなると当然家計も厳しくなります。
家計が助かること、そしてプロに預けられることは親にとってかなりのメリットでした。
そして何より保育園に入れたことで息子が成長した。ここでの成長は本当にすさまじかったです。
加配付きで始まりましたが、1年で加配は外れそして小学校も普通級に行けるまでに。
正直ここまで成長するとは思ってもいませんでした。
幼稚園や支援学校ではここまで成長できなかったと思ってます。
この理由は次回書きます。