発達障害と診断された時、
息子の将来はどうなるんだろうか
自分が死んだあと幸せに生きれるのだろうか
こう思う親御さんが殆どだと思います。
もちろん僕もそうでした。
幸せに生きてもらうためには、
子供に能力をつけてあげなきゃいけない、
そのためには勉強ができなきゃいけない、
発達障害とは分かっているけど、
何とか知能を伸ばすことはできないか、
そればかり考えてました。
でも発達障害の子供達が通う親子教室で他の子供達の笑顔を見て考えは変わりました。
誰にだって能力の限界はある。
もちろん私にも誰にだって。
いちばん楽しいはずの幼児期に限界以上のことをさせて子供は幸せだろうか。
そんな時期から抑圧された生活をして、
将来自立した生活ができるだろうか。
努力は将来好きなことやりたいことが出てきた時にやればいい。
その親子教室にダウン症の女の子がいました。
なぜか私の方にてくてく寄ってきてニコっとしてくれました。
もう心臓が飛び出そうなくらいドキっとしました。
めちゃくちゃ可愛かったです。
これだと思いました。
笑顔でいられること。
笑顔でいればみんなに愛されてる。
愛されていれば助けてもらえる。
そう思ってからは、
療育も息子が楽しいと思えることしかやりませんでした。