私が何故、ブログを書くのか…よろしければこちらから
ICU については、こちらから
個室に移ってからの話は、こちらから
再手術については、こちらから
4人部屋に移ってからの話は、こちらから
転院については、こちらから
リハビリについては、こちらから


仕事終わりで会いに行った

着いてすぐ、STリハビリだったからちょっと残念だったけど、待つ事に
OT、PTリハビリの時は、リハビリ室で見学出来るけど、STは別室で行う
どのリハビリも、当然母の課題を改善する為のものだけど、STは特に集中力や注意力を重点的に行っている様子

母の入院する回復期リハビリテーションの病院は、その名の通りリハビリに特化している
担当看護師さん
担当STさん
担当OTさん
担当PTさん
とそれぞれ担当がしっかり決まっている


そして土日祝日関係なく、1日3〜4時間のリハビリが予定されている
リハビリの合間を縫ってお風呂は週2回
18時頃の夕食までの時間までに、リハビリとお風呂のタイムスケジュールが組まれている

とはいえ、担当のセラピストが決まっていても、セラピストの先生達に、当然お休みの日があるので、その時は別のセラピストが行なってくれる
ただ、やはり代打的な要素は否めない
というのも、母の担当PTさん若い女性なのだけど、良い意味でスパルタ
私はそのプロ意識の高さがとても有り難いし、とても好き

具体的には・・・
休憩をするけど、休憩しながらも歩くテンポの練習をしたりしていて、実質休憩とは言い難い
身体を休めているようで、全身は休ませない
でもそれが、素人目に見てもリハビリに集中させているように見える
他の事に注意が向かないように(母の場合は、持病の為に、指先の痛みがあるので、意識がそちらに行かないように)していると思われる
今やるべき事にフォーカスさせる事で、効果も上がると思える

反面、担当PTさんがお休みの時は、代わりの人が固定されてはいなくて、その日によって、色々な人が担当して下さる
中には、見ていて歯がゆいというか、イライラするようなタイプのPTさんも、残念ながらいないわけではない

45分〜1時間のリハビリ時間の間
雑談をしている(休憩)時間がほとんどだったり
というのも、
杖を使って歩く→休憩10分(雑談)
階段の上り下りをするかと思えば、踏み台昇降の様に1段上がって下がるを数回行って→10分休憩(雑談)

こんな具合
もちろん雑談も言い換えれば、母に寄り添い傾聴している・・・とも言える
でも母の課題は、集中力を高めることや、注意力散漫さ、ワーキングメモリ(短期記憶)の強化のはず
その辺りは、申し送りされていてのこの休憩の長さは、見ていて何の時間なのかわからなくなる苛立ち具合

この日私は、初めて母のリハビリ中
スマホを見ていた
10分も休憩しているのを見ているのは、応援しているとは言えない
見ているとイライラしてしまうから、見たくなかった

担当ではない、代替者だということは、充分承知している
それでも、
この時間が過ぎれば良い
という関わりは、良いとは思えない

申し送りがないのなら、致し方ないとは思う
でも、その人以外の代替者の場合、そこまで酷いことはないし、
以前質問させてもらったOTさんも、担当ではないですが…と前置きしてからも、その方が以前リハビリして下さった時と、その日とを比べて話をして下さったし、その方のリハビリ中イライラすることもなかった

保育者という私の仕事も、正直時間が過ぎれば良いという感覚で仕事をすることもできる仕事だ
子ども達の安全確保だけしていれば、子ども同士のトラブルも適当に流しても、誰かにわかる訳ではないし、
その子その子に合った育ちを目的に、制作活動をしたりしなくても、出来上がった見栄えだけ考えた活動も出来るし、
その子の育ちを考えずに、自分が楽する保育も出来る
身の回りの始末の一つ一つとっても、出来るように指導するには、知識と経験がいる
それがなければ、やってしまえばよい
その子が自分自身で、身の回りのことを出来るようになるのは、家庭の力に頼って仕舞えば良い
自分はただ流れ作業の様に、やってしまえばよいだけ

どう過ごそうと、1日が終わればそれで良い
そんな過ごし方も出来るのが、対人支援職の見えないところかも
でも、それは周りの同僚含め、見る人によってはわかってしまう

それをただ単に
あの人はプロ意識高い人だから・・・
と持ち上げているかのように、褒めているかのように讃えつつ、自分の怠慢さを隠す為の人もいる

プロ意識とは何なんだろう
逆に対人援助職で、自分のことを素人だと思っている人に関わって欲しいと思うのか

人と関わる仕事なら、適当に時間を過ごしている人より、質の高い時間を過ごす人に関わって欲しいと思うのは自然なことではないか
そんなことを言われても、代替者なら致し方ない
そう思うことももちろんあるだろうけど、それでも有資格者なのだから、それなりのものを見せて欲しいと思うのは、勝手な言い分なのだろうか

自分自身のことを含め、考えるきっかけになった日だった