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仕事終わりで会いに行った
父に豚汁と親子丼の具を持って
仕事中は、職場の冷蔵庫で保管
今までも子の塾用弁当とかで、個人的に冷蔵庫を使っているから、私が何か入れていても誰も何も聞かない
好都合。

2週間前まで、よく家に帰りたい、帰りたい
と泣いて訴えることが多かった母
その日の母は、

帰りたい
とは言うものの、
入院生活は大変なのよ〜
という感じで、今までになく以前の母のようだった

右脳挫傷
左が軽度硬膜下血腫だった母
緊急手術後は、外傷性脳損傷で右の脳を剥離しているため、左に麻痺が残る可能性が高い
と言われながらも、幸い麻痺は現れなかった
けれど、開頭していない左側の脳が何らかの不具合を見せているのか、右手足が重い・・・と言う母
麻痺とまではいかなくても、以前と比べて不自由さを感じている

そして、しっかりリハビリをしてもらえる環境にいることで、自分自身の現状把握が出来るようになってきた

私ね、頭を打ってから記憶していられないでしょ?
だから、それを練習してるの

そんな風にリハビリのことを教えてくれた
STについても、集中力もなくなったから先生が、
他のこと考えない!
とか言ってくれるの

とリハビリは、とても肯定的に捉えていて、嫌々やっている訳でないからこその、結果なのかなと思える
20代が多そうな、セラピストの方々
みんな良い子なの
と毎回私に伝える母

リハビリ中も、
先生が教えてくださるから・・・ありがとうございます
リハビリが終わると
ありがとうございました
またよろしくお願いします
と、その都度その都度頭を下げ、お礼を伝えている

意識が戻ってから、記憶が曖昧だった母に、記憶が戻らないなら、新しく記憶を積み重ねていけば良い・・・
と私は割と何でも母に伝えてきた
回復リハビリ専門の病院に転院した当初は、ワーキングメモリが極端に弱かったりして、とても心配したけれど、
ここまで、自分自身のことを含めた現状把握が出来るようになったのは、とても嬉しいこと

素人目にはワーキングメモリの弱さは、事の重要度にも関係しているようにも思われるけど、そのあたりも、今後のリハビリに期待したい