1️⃣憤懣やる方ない
2️⃣毒針は隠し持ってこそ武器になる
3️⃣神様は、その人が乗り越えられないような試練を与えない
これは
人間は自分の想像(知識)を超える絶望(または希望)をイメージ出来ない
と言う意味と同義
4️⃣現職の刑事が休暇中とは言えプライベートで探偵役を務めると言う有り得ない設定も
まあフィクションなんだし良いのかも
小学生が行く先々で殺人事件に遭遇し、事件を解決するよりはリアリティーがあるかも🤣
5️⃣大人の価値観、子供の価値観
大人とは自分が子供だった頃の黒歴史を都合良く忘れてしまった生き物の事を指す
子供はまだ子供なんだから大人な価値観はわからなくて当然だが大人が子供の価値観が理解できないって言うのは自己欺瞞意外の何ものでもない
時代が違うとか世の中が悪いとかは良い訳に過ぎない
今時の若い者は、と大人言われた世代は今、今時の古い者は、と子供から言われる側になっただけ
6️⃣いつもながら見事な伏線と確信犯的ミスリード
あからさまに怪しいと思わせておいて、やっぱそーなんか?と見せかけて、やっぱり違う、、、
みたいな、チープトリックに見せかけて
ひとつのネタで
二転三転する狡猾さ
7️⃣いつもながらまさかの展開となるが
ある意味、1番そうでなさそうな人が犯人って言う意味では王道の顛末かも知れない
8️⃣これもいつもながらだが犯人が判明した後の顛末が長い!って言うかここからが真骨頂なんだろう
毎度、犯人探しはおまけに過ぎず、その裏に隠されたいくつものエピソードが重要だと言っているように毎回感じる
9️⃣ある意味22章のラスト1行で本作は終わっても良かったくらい、良いラストシーンだった
🔟しかしながら、これでもか?と言わんばかりに24章まである
ありがちだが犯人は真実を解き明かして欲しがっているようにも思う
これがガリレオシリーズなら意外にも犯人を見逃すって言う選択肢もあるのだろうが、加賀恭一郎シリーズなんで
あり得ないから、その後の自首を促すシーンとかは割愛されている
そう言う切り方もスタイリッシュだ
じゃ