百鬼夜行シリーズ

(京極堂シリーズ)の最新作となる賛否両論の本作

さっそく図書館のデジタルサービスで予約して借りてみた

めちゃくちゃ対応が速く

予約した翌日にはメールが来てたが

毎日数100件くるメールにいちいち確認などできない

不用メールを拒否すれば良いだろう?と詳しい人は思うだろうが

AmazonやYahoo!とか拒絶すると稀に必要なメールも対象に含まれる可能性も否定されない為に出来ないでいる

まあ

どっちでも良いレベルって事だ


今回は830ページとなり

前回に比べかなり少ない印象であるが

御覧の通り

ノベルズ版?は

2段のレイアウトになっている

文庫本に比べて少し縦が長い訳だ

京極夏彦師は自分でこう言ったレイアウトもなさるので当然

単行本

ノベル本

デジタル版

文庫本(他にもあるかもしれませんが知りません)

色々なリリースされるであろう出版形態に合わせて

それぞれに最適なレイアウト(改行など)を

念頭に置きつつ言葉や文節を選んでいるに違いない


多分最後にリリースされるであろう

廉価版の文庫本にでさえ

かなり完璧な気配りをされているのだから

価格の高い単行本(ハードカバー)や本作のノベル版などは

それに見合った配慮がされてある事だろう

特に最初に出る1番高価な単行本と最後に出る?廉価版の文庫本の中間?となるノベル版は

なんとも中途半端な立ち位置だが

京極師にとっては、むしろデザインする上で1番困難でやりがいのある仕事かも知れない


今までにもヤツガレは

ハードカバー

ノベル

文庫

色々な形態で読んできたが

どれも違和感なく

廉価な文庫本だから読み辛いとかは感じたことは無い

そんなことを考えながら今回も読んでみたいと思う


先程読み終えた東野圭吾作品が悪いとは言わないが

京極夏彦作品の完璧なレイアウトの前ではどうしてもその差異を感じざるを得ない

それは

京極夏彦作品を読む全ての人が何かしら感じる違和感だと考える

じゃ