ウチのゼットはs30の最後期
昭和50年型48年落ちの
いわゆる最後の合法キャブだ
これ以降の車をキャブにする場合改造申請がいるらしい
スカイラインとかメジャーな車種については
インチキな書類がネットで売ってるらしい(笑)
この本は前オーナーから大量(数100冊、笑)にいただいたL型関係の資料のひとつでまだ読んでなかった
今回、偶然目についた(笑)ので読んで見た
33年前の本とはいえ
表紙の絵がL型のキャブって言うのが笑える
しかし
ほとんどL型中心ってわけじゃなく
ど素人にチューニングとは何か?と言う基本概念や参考になる基準値を指南するものだ
結論は素人が中途半端に手を出すと
やらない方が良い場合がほとんどだと言う事
だがショップに加工に出す時
わかっていないとショップの人も
お客様が何をしたいのかわからないから困る
だろうから
ショップに出す為の基礎知識として読むのがベストかも
このネット情報化社会においても
家電などもいまだに売り手はメリットについては熱く語るがデメリットについては全く知らん顔するのが常識
知ってしまうと嘘をつく事になるからあえて教えない、知らないでいるって言う店員さんもいる
得るものがあれば必ず失うモノがある
チューニングとは
メーカーが金と時間とプロのノウハウを総動員して算出し設定した公道で使用する場合の最高の妥協点(安全的にも経済的にも効率的にも)を
わざわざ自己満足の為に金と時間を使い壊して行く愚かな作業だ
ゼットのように48年前の未熟な車なら
最新の技術で少しだけ補填できるかも知れないからいざ知らず
最近(20年前くらいから笑)の車では、純正で既に当時の最高のモノであり
素人が何かするイコール遅くなる、壊れる、危険
など百害あって一利なしのモノだろう
新しいものでも
極まったスポーツカーで法的に、または販売時の自主規制をクリアする為だけに、あえてマフラーのみでデチューンされている場合、NISMOとかメーカーが用意した最適なマフラーに交換するなら良いが
訳のわからないチューニングメーカーが
せっかく
インマニ関係、エキマニ関係、コンピュータチューンとかとセットで出してるマフラーをお値段の関係でマフラーだけ変えるとか
わかってない証拠や
しかもそのほとんどは高回転型にして一生使いもしない最高速を数キロ上げるもので当然下のトルクを犠牲にするものだ
要するに行動では遅くなる
チューニングとは1を得るために99を棄てる覚悟をすることだ
また当然の事ながら
狂ったバランスを適切にしなければならない
例えばブレーキとか
何かひとつパーツを変えただけで、それにまつわる周辺機器のほとんどを調整または交換して制御してやらなければ、単純に乗りにくい車を作るだけになるだろう
ヤツガレも今まで山ほど無知ゆえにそう言う事を繰り返してきた
例えば無意味なインチアップとか
無意味なローダウンとか
無意味なアブソーバの強化とか
無意味なスプリングの強化とか(笑)
無意味な弱アンダー設定とか
しかしながら
無知ゆえの失敗とか無意味な試行錯誤とかトライ&エラーとかで悩んだ時期が1番楽しかったように思う(笑)
じゃ