先日、海外の交流プログラム中の
神奈川の高校生が亡くなってしまった
というニュースがありました。

 

詳しいニュースは

ブログの一番下に載せました↓↓

 

なぜか、湖の中に入って
溺れてしまったようでした。

 

想像したくないことですが、
不慮の事故にあったとき、
亡くなった本人も残される家族
親も、どんなに辛いか・・・。

 

極端なことを言えば、
手元から離れて、
どこかに預ける場合

 

何か起こっても何もできません

ですから子どものことが心配になります。


幼稚園、保育園、学校に
子どもが通うようになったら
大丈夫なのだろうか、
色々と心配になるものです。

 

最近は小学生の修学旅行に
親が付いてくるということもあります。
(私も教員時代にみかけました)


もちろん、
保育園や幼稚園、小学校、中学校・・・
と子どもが成長するに従って、
先生方はその成長段階にあった指導や
寄り添い方をしてくれるように
なっています。

 

決して危険なことをさせるのではなく、
安全面には十分配慮して
(最近はだいぶ守りに入って)
様々な経験をさせてくれます。

でも・・・と心配になるのが親です。

 

私は教員を辞めて、
身内の子どもたちが

保育園、幼稚園、小学校と
通い出すようになり・・・

 

おばとしても
その心配の気持ちが

分かるようになりました。

 

学校という組織を知っているだけに!?


園や学校の誰とご縁があるか
そればかりは、誰にも分かりません。

 

世の中「あたり先生」「はずれ先生」なんて
言葉、本などが出ているようです。

 

分かります・・・。

 

です。

 

 

ただ、先生の側から話をすれば、

先生の仕事をされている方々は

本当にサービス業です。

 

残業代などもないのに、

毎日12時間労働くらいは

当たり前で、

家庭があれば家に仕事を持ち帰る

方が多いです。

 

人のために身を削って

あそこまで働くことができるなんて。

しかも、研修に研修を重ねて

プロフェッショナルを求めています。

 

一度なってみたいと思って

中学校3年間、小学校7年間

務めましたが。

 

いつしか、自分も親になる前に

あれだけの事をしてくれていると

知ることができて勉強になりました。

 

それぞれの立場で

視野を広げて物事を見て

考えるというのはいいものです。

 

 

 

 

世のママやパパへと

ブログを書くようになってから、

 

子どもの育児をされる方
耳にして欲しいと、かねてより
思っていたことがあります。

 

兄がひどいいじめ

遭っていたときの話です。

 

私には兄がいます。

昔、兄が小学校4年生、

私が2年生だった頃のこと。

 

その頃、

兄がいじめられていたことは

小さい私にも分かっていました。

 

その当時、名古屋にいましたが、

大荒れの地域だったようで、

中学校には警察もよく

出入りしていたようでした。

 

ある日、下校中の私は

兄が道路に倒れていて

その周りを5、6人が囲んでいて

 

みんなに蹴られている

ところにばったりあいました。

 

 

びっくりしました。

 

 

一瞬止まりましたが、

ただただ

走って帰りました。

母に言ったと思います。

大泣きして「酷い」と訴えたような・・・

 

もいじめのことは知っていました

当時、母は言っていました。

どんなにやられても

やり返したら負け。」

暴力をふるったらダメだ」と

 

力のある兄が

暴力をふるったら

相手を怪我させたら

悪いのは兄になってしまうから。

 

大けがさせるかもしれないから。

そのくらい強いから。

 

そうなったらそれは、

一番悔しいことになる。

 

兄を守るための母なりの

教育だったようでした。

そのことは私も当時

そう理解していました。

 

でも、あんなに酷いこと

なっているなんて・・・

衝撃的でした。

 

 

 

そんないじめの毎日は続いて

いたのだと思います。

 

その後、

 

 

ある日、私は授業中、

どこかの先生が

私の教室を訪ねてきて、

「ぐっちさん、来てください」と

「一緒に来てくれるかな」と

連れて行かれました。

 

何事かと思いました。

授業中に私だけ

どこかに連れ出されるなんて。

 

で、

 

だまって

連れて行かれた先は

兄の教室でしたハッ

 

私は背の高さは1番小さく

小柄で、2年生です。

 

ばーーーーんと

教室の前に立たされました。

 

立っているのに

上級生の方が大きいんじゃないかと

いうものすごいインパクトがありました。

 

私の記憶では5、6年生の

教室みたいでした。

(でも計算したら4年生)

 

とにかく、どでかい人たちが

私の方を見て、

びしっと視線を前に向けていて

張り詰めていて

威圧的な雰囲気でした。

 

そして、突然

こう言われたのです。

 

「お兄ちゃんのこと

 いじめている人を

 指差してくれるかな」

 

ビックリしました。

 

こわっ。

って思いました。

なにこれ・・・・って。思いました。

 

 

 

指差して私も大丈夫なのか?

自分の保身のことも思いました。

 

でも、指を差さずには

おられませんでした。

 

すぐに、1番、2番の大物を

指差しました。

 

3、4人といってから・・・

 

 

 

その後は、

実際はどっちだろうと、

グレーゾーンの人たちが

何人か居て

 

仲良しの友達だったら

悪いことをする・・・どうしよう。

そういう困った気持ちになりました。

 

でも、指差さなきゃ。

 

そんな葛藤があって、

結局何人、誰を差したのか

細かいところは覚えていません。

 

でも、一通り指を差したのだと

思います。

「ありがとう」とだけ言われて

また教室へと戻ったのだと思います。

 

家に帰ってから

兄とはこの話をしませんでした。

 

 

母には言ったと思います。

 

 

 

母は、時が経ってから、

何度も当時のことを

振り返って、

可哀想だったと

涙しました。

 

「手を出したら負けだ」って

兄のことを

守るつもりで言っても

 

兄は家で弱音も吐けず

家で母と会うことにも

必死に戦っていたのだと。

 

 

 

家に帰ってくる兄の足音

家の前に来るとピタリ

一度止まったんだと。

 

毎日毎日。

 

大きく深呼吸をしてから

でないと家に入れなかった

 

家に入って、

母に会うことにも

気を張っていないと

いられなかった。

 

そうやって、母は

兄のことを戦わせてしまって

大変な思いをさせていた。と。

 

母は

兄の話を聴かなかったわけではなく

知ろうとしなかったわけでもなく、

一生懸命、母なりに戦っていました。

 

母は、何度も

学校へ足を運んで、

泣いて訴えていたそうでした。

(大きくなってから知りました)

(とても意外でした)

 

それでも、どんなに言っても

「それなりの、

されるだけのことを

しているからだ」

 

そうやって、学校は

兄のことを見ようとも

守ろうともしませんでした。

 

当時の兄は、

母にぽつりといったそうです。

「学校には警察が必要だ」

 

 

母は学校に対して

モンスターな構えではなく

低姿勢で、作戦を練って

行くタイプです。

 

「うちの子にもなにかしらの

非があるかもしれないけれど

暴力をされる子どもを

『手を出したら負けだ』と

しか言って守ってやれない親の

気持ちを分かって欲しい」

 

そんな風に言ったのではないかと

思います。

 

母の泣きの訴えが

何度もあって

(当時はそんなこととも知らなかった)

 

で、

 

ある日、突然、

兄の教室に

私が呼ばれたようでした。

 

 

もしも、このご時世、

そんなことがあったなら

ニュースになりそうなくらいの

ありえないシチュエーションだと

思うけれど。

 

ギリギリ平成の時代の話です。

 

 

教員を経験した私としては

やっぱりありえないことです。

 

でも、学校って、

どんな人がいて、

どんな指導を受けるかとか

本当に、分かりません。

 

親ができる事って

なんだろうと、

もしもの何かがあったときに

 

親はどんなことができて

どんな接し方をして、

子どもをどうやって守って

子どもを成長させるのか。

 

子どものために、

なにをすべきなのか、

 

人を非難したって

「間違っている」って訴えたって

おそらく兄はすぐには

救われなかったと思います。

 

担任に楯突いたり、

モンスターになったりしていたら

兄のことは守れなかった気がします。

 

正当派で、

なんとか話を聞いてもらえるように

揚げ足をとられるような振る舞いを

しないようにして、

 

ようやく時間をかけて

聞いてもらえたことでした。

 

 

もし、今、私だったら、

「学校いかなくていいよ」と

選択肢から学校を省くのかなと

思います。

 

子どもを持つ立場になったら

親として、どう構えて

子どものために行動するのか

 

本当に並々ならぬ覚悟を

しなければならないときが

あるのだと思います。

 

子育てって、

1人の人を育てるって

本当に本当に、大変なことで

難しいことがたくさんあると思います。

 

1人の大人として、どうするか、

親になるっていうのは

大きな覚悟をもつことだと

思います。

 

子どもの面倒をみてあげられるのは

赤ちゃんなら24時間。

 

保育園や幼稚園に通うように

なると、夜もしっかり

寝るような生活なので

 

1日5~8時間とか

接する時間はグンと減ります。

 

小学生にもなるともっと。

 

中高生は下手すると

1~2時間とか。

 

 

どういう子どもに育てるか、

どういう親子関係を築くか

赤ちゃんからの土台って

ものすごく

大きいと思っています。

 

人生の基盤になっていく

ことは間違いないかなと。

 

尊い時間なので、

毎日が大事だな~と思います。

 

 

今年は

元保護者の方から相談を受けて、

夜の時間3、4時間

コーヒーを飲みながら

お話を聞くことがありました。

 

「私の話をしてもらって

構わないので、色々な人の

サポートをしてあげてください」

 

そうエールを送られました。

この保護者の方も

学校と戦っていました。

 

その後はなんとか底辺を

脱出できたようです。

 

 

↑さすがに

ここではアップできないので、

メルマガの方で

こうしたお話は

配信しています。

 

もし読まれたい方が

いらっしゃったら

無料メルマガ登録を

されてください→→こちらから

 

 

・-・-・-・-・-・-・

神奈川の16歳男子高校生2人 豪の湖で死亡 溺れたか

神奈川県の高校からオーストラリアを訪れていた16歳の男子高校生2人が、東部にある観光地のフレーザー島の湖で死亡しているのが見つかり、地元の警察は溺れたものとみて調べています。

オーストラリアの警察によりますと、日本時間の29日午後、クイーンズランド州にあるフレーザー島をツアーで訪れていた日本人の16歳の少年2人の行方が分からなくなりました。

警察などが辺りを捜索したところ、2人は日本時間の30日午前7時すぎ、島にある湖で死亡しているのが見つかり、警察は溺れたものとみて詳しい状況を調べています。

これに関連し、神奈川県にある神奈川大学附属高校は、オーストラリアで実施していた海外交流プログラムに参加中の男子生徒2人が死亡したと発表しました。

ブリスベンにある日本の総領事館は、警察からの連絡を受けて事実関係の確認を進めています。

フレーザー島 世界から観光客 近年はアジアからが増加

フレーザー島は砂が堆積して形成され、全長は約120キロあり、世界最大の砂の島として知られています。

特に「75マイルビーチ」と呼ばれる約100キロ続く白い砂の海岸は、世界中から多くの観光客が訪れる名所となっています。

島内の100か所以上の湖は透明度が高いのが特徴で、遊泳を組み込んだツアーが多く用意され、湖の周辺には原生林が広がっていて散策を楽しむこともできます。

こうした自然の美しさが評価され、1992年には世界遺産に登録されています。

地元メディアによりますと、フレーザー島やその周辺を訪れる観光客は年々増え、おととしは1年間で約15万人となり、最近は中国や日本、インドなどアジアからの観光客が増えているということです。