今はもう疎遠になった友達。
わたしは彼女のことはもう死んだものと思っている。



あの時はまだ彼女とは仲が良かった。
自宅も近く、彼女の家によく行っていた。



彼女はお金がなく
いつもお金に困っていた。



そんな彼女がある日、なんの気なしに言った。
クラブの1日体験に行ってみない?



わたしは両親がクリスチャンだったので、いわゆるとても厳格な家庭で育った。


周りの友達を見渡してもそんなコトを言うのは彼女だけ。
わたしは彼女に対して、「新鮮さ」すら覚えていた。



わたしは1日体験
水商売に対して、ドラマの中での出来事としてしかの認識もなく
とても興味を持った。



……と同時に
怖さと不安もあったが
やってみるコトにした。



それは21歳の誕生日を迎える前のお話しだった。



1日体験は想像していたより、ホステスもお客さんもいい人ばかりで
流れで働くコトになった。



そこはいくつか系列店があり、わたしはクラブへ。

彼女はパブに配属になった。



それから、どのくらい経った頃だろう。
彼女はお店をクビになり、わたしはそんなコトも彼女から伝えられないまま
1週間のうち数日をクラブで過ごしていた。



あまり、深入りしたくなかったのでお酒は一滴も飲まず
送迎も断り、愛車で通っていた。



わたしのあだ名は
「叶姉妹」。
良くも悪くもそうはた目に映る自分の姿に嫌悪感を覚えつつも
シングルマザーで働く女性や昼間は公務員のご主人は有名どころの管理職、昼間はラブホでアルバイトをしながら働いている女性
ママは会長の愛人。
オーナーママは会長の実の母親。
専務はタトゥーを隠すためにサポーターを夏でもかかさない人。



会長の実の父親は昼間の事業の社長。
昼間の事業の部長はパブのママの愛人。

ドラマでしか知らない複雑な人間模様を一定距離から見ているのは
少し複雑だったが、頑張っている人たちの仕事はどんな職種でも同じ気がした。








だいぶ慣れた頃。




いけない出会いは突然にやってきた。





わたしの最愛なる人は
わたしが仕事にかまけ、お見舞いに行けないうちにどんどんガンは進行し
モルヒネすら効かない状態に…。





病院もあちこちたらい回しにされ、わたしはここで初めて医療の道を捨てた。




最愛なる人が手足の自由がきかなくなり、視神経がやられ
目が見えなくなり
二度とわたしと暮らせる日は来なかった。




それでも、彼はわたしと暮らせるものだと自分の自由がきかないのま今のうちだけだと信じていた。





わたしはそんな彼のために退院した時にと
靴と洋服をプレゼントした。





まだ彼が自宅にいるときは一緒に観光客のふりをして、あちこち周りたいねと話していた。





わたしはまだ彼の死が近い事を知るよしもなく、仕事が落ち着いたら
一緒に行こうねと言いつつも
休みがあったにも関わらず、何度もチャンスを逃がしてしまった。




今でも悔やんでならない。





彼の死がこんなにも早かったならなぜわたしは彼とデートしなかったのか
彼との時間を大切にしなかったのか
こんなわたしを彼はどう思って逝ってしまったのだろうか
わたしは最終的に危篤だと病院から知らせが来てから、眠らされた彼の手を握りしめ、握りしめ続けた。





彼の心拍が低下していくのを見ながら、涙を流しながら
何度も
よく頑張ったね。



もういいよ。

と泣きながら3時間近く言い続けていた。






ふと、彼の手がわたしの握りしめていた手からスルリと抜け落ちた。






その時、モニターは心拍0を表示し続けて
平行の線をみて、わたしはまた彼の手を握りしめ返したが
何かが変わっていた。





彼はもう逝ってしまったのに
わたしは認めれなくて認めたくなくて泣きながら何度も彼を起こそうとした。





彼はもう二度と還らぬ人となっていた。




病院はアッサリしたものだ。







医師が死亡診断に来たのは15分後。




ナースがエンジェルキットを持って来た方が早かった。




わたしは何もかも彼頼りの人生で今、こうしていても涙が止まらない。




わたしはただ生きるしかない事をつい最近悟った。





2008/07/23




ただ今、シャワーから上がりドリアもバッチリ出来上がってましたっ(o≧∇≦)o



最愛の人の死・恋・失恋・婚約・婚約破棄・結婚マデの道のり。-091010_1748~01.jpg


良かったアップ


スープもできてるし、あとは同居人を待つばかり。



最近、近くで工事してるんです。

工事ってウルサイ。

味わってみないとわからないコト。
台風もこのあたりは被害とかはなんにもなかったけど、テレビで見ていたらトラックが横転していたり…

人が飛ばされていたり…
床上浸水していたり…


人間って災害を目の前にしたら、無力。



被害にあった方々の心痛…
自分だったら?!


もぉ…
何もかも悲観的になってしまう。。。



早く元通りの生活に戻れますように。




わたしは今まで災害にはあったコトがないけど
地震、台風、竜巻、雷などいっぱいあるし
その度に被害にあっている方々がいる訳で…


天災はどうしようもなくても、人の手による被害はなんとかなるもの。


人が人を傷つけてしまうコト程、悲しいコトはない。



それは「言葉」も同じコト。


わたし自身、改めて気をつけて生きていこう。