国内最大規模!全国舞踊コンクールへ行く | 観劇のためのプチ備忘録

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ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

東京新聞主催の全国舞踊コンクールを観に行きました。

国内最大規模の舞踊のコンクールです。
バレエや邦舞、コンテンポラリーダンス、創作舞踊の部門など、
毎年、1,000人以上がエントリーするのだとか。

今年は81回目だそうです。 
歴史があります。
バレエダンサーの吉田都さん草刈民代さんも出場して入賞しているようです。

会場は、「めぐろパーシモンホール」です。
東急東横線「都立大学駅」から徒歩7分です。

私が観覧したのは、現代舞踊部門でした。
コンテンポラリーダンサーが競うのですが、アクロバットな動きが多かったです。

時間をかけて準備をして、練習をして、衣裳やメイク、演出を考えてコンクールに挑戦して、運良く入賞しても、
コンクール入賞は…即ダンスの仕事や就職には結びつかないので微妙です。。

不定期でショーやステージイベント出演の依頼はあるかもしれないけど、
恒常的にお金を稼げるかどうかは、わかりません。

ダンサーは、国内外のバレエ団や劇団に正規で入団できないと、ダンスで生活費を稼げないかもしれません。

それか、マスコミに取り上げられて、名前が知られて、集客力を認められて、オファーがかかるとか。

集客力は、団体か個人のブランド力なので、実力=集客力ではないのがミソです。

あとは、ダンススクールなどでクラスレッスンを受け持つとか。
個人の営業力とか。

いずれにせよ、ダンスだけで食べていくのは厳しいですね。
他に収入源を持ちながら踊り続けるのが現実的です。

一生懸命な若手ダンサーを見て、彼らの未来が気になりました。
エンタメはなくならないけど、エンタメで稼ぐのは益々厳しくなりそうです。