「フランクリンメソッド」のコンテンポラリーダンスレッスンでした
フランクリンのメソッド(方法)…
ホーキンス・テクニックとか、
アレクサンダー・テクニックとか、
その時々のメソッドやテクニックのブームがダンスにはあるようです。
フランクリンメソッドは、解剖学や脳科学を活用した身体へのアプローチでした。
まずは、骨格模型を使って、骨盤や座骨などの説明をしていただきました。
解剖学的アプローチを「ボーンリズム」と言います。
実物大の大腿骨(だいたいこつ)を見せてもらったのがおもしろかったです
股関節にくっついている大腿骨の部分は丸くて、
ボールのようにゴロゴロと滑り動くことで、股関節を動かします。
無理やり股関節を広げると、脱臼(だっきゅう)してしまうので、最近はターンアウト(足の外旋)が注目されています。
筋肉や骨の名前を覚えたけれど、どう連動して、どう体が動くのか、
あまりよくわかっていなかったので、ボーンリズムは新鮮でした。
次に、脳内イメージを利用した即興ダンスを踊りました。
たとえば、「重い肩」と「軽い肩」をイメージすることで肩甲骨の動きが変わってきます。
ノセボ効果とプラセボ効果のような思い込みの力です。
あっという間の90分でした。
フランクリンメソッドは、介護の現場やフレイル対策にも活かせそうです。