フランクリンメソッドを学ぶ | 観劇のためのプチ備忘録

観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

「フランクリンメソッド」コンテンポラリーダンスレッスンでした音譜
フランクリンのメソッド(方法)…

ホーキンス・テクニックとか、
アレクサンダー・テクニックとか、
その時々のメソッドやテクニックのブームがダンスにはあるようです。

フランクリンメソッドは、解剖学脳科学を活用した身体へのアプローチでした。

まずは、骨格模型を使って、骨盤や座骨などの説明をしていただきました。
解剖学的アプローチを「ボーンリズム」と言います。

実物大の大腿骨(だいたいこつ)を見せてもらったのがおもしろかったです合格
股関節にくっついている大腿骨の部分は丸くて、
ボールのようにゴロゴロと滑り動くことで、股関節を動かします。

無理やり股関節を広げると、脱臼(だっきゅう)してしまうので、最近はターンアウト(足の外旋)が注目されています。

筋肉や骨の名前を覚えたけれど、どう連動して、どう体が動くのか、
あまりよくわかっていなかったので、ボーンリズムは新鮮でした。

次に、脳内イメージを利用した即興ダンスを踊りました。
たとえば、「重い肩」と「軽い肩」をイメージすることで肩甲骨の動きが変わってきます。
ノセボ効果プラセボ効果のような思い込みの力です。

あっという間の90分でした。
フランクリンメソッドは、介護の現場やフレイル対策にも活かせそうです。

写真は野ばら✨
シューベルトの「野ばら」を聴きながら。