博多座とセット旅行 ①~ 宗像大社 ~ | 観劇のためのプチ備忘録

観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

宗像大社(むなかたたいしゃ)へ行きました電車
出光興産の創業者が信奉したことで有名です。
まいまいは、出光興産の工場で、衛生管理者の研修を受けたので、親近感がわきました。


宗像大社は、超強力パワースポット!と、言われています。
たしかに、巨木が天に向かって勢いよく伸びている場所は、土地に力があります。


JR博多駅から鹿児島本線で30~40分でJR東郷駅下車。
駅前からバスで10分です。

ご祭神は、宗像三女神(むなかたさんにょしん)
アマテラススサノオの誓約(うけい)で生まれた三姉妹の女神です。

宗像大社の三宮(辺津宮・中津宮・沖津宮)に三柱がそれぞれ祭られ、
境内は、ユネスコの世界遺産に登録されています。

私が行ったのは、九州本土にある辺津宮(へつみや)です。

辺津宮では、三女のイチキシマヒメが祭られています。
イチキシマヒメは、弁財天瀬織津姫と同一視される水の女神です。

境内奥まで進むと、イチキシマヒメが降臨した「高宮祭場」があります。
社殿のない原始的な古代祭祀の場所です。

柵の中を撮影するのは、ためらわれましたあせる

⚫感動ポイント その1
社殿が構築される以前の祭祀形態である「神籬 (ひもろぎ)」=神の依(よ)り代(しろ)となる樹木祭場があります。
神聖な雰囲気で、沖縄の聖地「ウタキ」にどことなく似ています。

中津宮は大島に、沖津宮は沖ノ島にあります。
沖ノ島は、神職しか入れない神の島です。

⚫感動ポイント その2
辺津宮中津宮沖津宮のある場所をつなぐと、
ひとつなぎの線になるようです。
それぞれ離れた場所にあるのに、不思議です。

宗像は、日本最初の国際港で、古代東アジアへの玄関口でした。
沖ノ島から8万点の国宝が出土されて、
中国や朝鮮半島由来のものだけでなく、ペルシアのカットグラスもあるようです。 

宗像大社の近くにある「海のむなかた館」で宗像大社について詳しく説明していただきました。
国宝のレプリカ(同じ大きさでほぼ素材が同じ)のハンズオンコーナーやジオラマがありました。 

⚫感動ポイント その3
「海のむなかた館」で精緻に復元した国宝のレプリカを触れることができるのに驚きました。

今回は辺津宮だけでしたが、次回は中津宮に行けると良いです。