知らなきゃ良かったって
後悔しても

知ったから出来ることもあって
それを捨てるのは
なんか すごく もったいないから

しょうがなかった って
笑ってみてる

どんなに泣いても 意味なんてなくて

意味がないのを
わかっていても 涙が出るのは

なんかもう しょうがないよ

頭でわかってても
心が追いつかないなら
いっそ疲れ果てるまで
擦り切れるまで泣いて、泣いて、泣いて

疲れて飽きて そっぽ向いて
寝て 覚めて また向き合って

いつかね
いつか、しょうがなかった でもこれでよかったって
笑えるように

消化できるようにね
そうならいいな

誰かのせいにしていいんだよ
自分のこと庇ってみてもいいんだよ
守ってあげてよ
自分でしかきっと守れないから


忘れられないことがあるよ
きっと忘れたくないんだね

何回も 何回も 頭の中で繰り返して

許せなかったり 許したり
自分のことも 他人のことも

あれは傷ついた あれは酷かったって
許せないって

でも捨て切れないって


お互い様なのかな

誰かが怒ったとき
誰かに傷つけられたとき
誰かに責められたとき

先に 手を出したのは
もしかしたら 自分なのかな

やりあってるのかな
なら もっとやりあって
いつか 勝った 負けた って
笑えたらいいな



ひとりではどうしようもない夜に

押し潰されそうな夜に

頼れる相手がいないなら

自分が1番 苦しくない方法を探して
自分のことだけ考えてみても
いいのかな

それが誰かを傷つけて
それでまた自分が傷ついて
でも

でも、どうせ押し付けることしか出来ないなら

どんなに想像してみたって
自分の知ってるぶんの気持ちしか知らないなら
私が私以上になれないなら

どんなに君の真似してみたって
同じ景色すら 私としてしか見れないなら

押し付け合うしかないのかな

だったらもう 思う存分押し付けたいな
押し付けられたいな

私の知らない気持ちを 景色を 感じ方を 価値観を
教えて欲しいな

そんな考え方もあるんだなって
たぶんきっと 楽しめるから
私の知らない世界を 見せて欲しい


だめなもんは だめだし
さみしいもんはさみしいし
すきなもんはすきだよ

立ち止まってるんだ
分かってるんだよ
後ろばかり見てる

通り過ぎたことを
拾い集めたものを

もう誰も覚えてないようなことを
私だけが抱えてる

いっそ忘れた方が自分のためになるようなことまでも

これがこうで あれがああだったって 覚えてる

きっと忘れたくないんだよ
後悔してる
しょうがなかった でもこれでよかったって 笑っても
たぶんもう2度とごめんだから
覚えてるんだね


いろいろ持ってたのかな
人が持ってないようなものも
その都度全部壊れていった

壊していったのかな

知らなきゃよかったって
後悔しても

あれがあったから 今こうしていられるって

分かってる
分かってるから

前に進まなきゃいけなくて

また新しく作り直さなきゃいけなくて
そのためには頑張らなきゃいけなくて

全部嫌になったら
全部捨てちゃっていいから

頑張ってみるよ

笑えるようにね