コンテストの事③
で、あたしも一言言わなきゃいけない。
んだけど、このblogを読んで下さっているかたはわかると思うの。
あたしは、話を短くまとめるのが苦手!
そこに更に、10年に一度訪れるかどうかの緊張のシーン。
あー、汗かいて、手が震えた
。
声もきっと震えてた。
えっと・・・、とか言ってしゃべっちゃった。
私はセレクトショップのバイヤーです。
お洋服を買うと言う事は、値段、着用頻度などを含め、
ライフスタイルを買う事だと思っています。
だから、私が買い付ける服は、衣食住の範疇から出ていないと思います。
でも、無理をして買ってでも、好きなお洋服を身につける事で、
その人の気持ちが変わり、笑顔になれたり、優しい気持ちになれるなら、
それもお洋服の力です。
だからどんなに不景気でも、
コレクションやコンテストは、
お洋服の夢の部分を表現出来る、大切なものだと思います。
こういった場所で、皆さんの想いが発信されつづける事を期待して待っています。
ったく何様。
どこで待ってんだよ、って自分で言いたかった
。
けど、言いたい事、伝わったかなぁ。
ショウやコンテスト(インスタレーションとかでもいいけど)はそれがある事で、
お店に売ってる服に更に夢、意味を持たせる事が出来る。
だから、プチ プライスのお洋服もいいけど(実際あたしはGAPが大好き)、
欲しいものを、自分の目、手で感じて、
コミュニケーションをとって、ちゃんとお買い物するのも大事、と思う。
そしてデザイナーは、
自分の想いの集大成ができたなら、どこまでそれを届けたいか…、
それは、ジャーナリストなのか、バイヤーなのか、お客様なのか…を考えきって、
それを解体するなりなんなりして、
商品にして欲しいと思っています。
あ、個人的な意見です。
最後に、今井さんが総評をまとめて下さった。
今井さんは日本で初めてVivienne Westwood
を買い付けた、
元THE GINZAのバイヤーさんなのでした。
知らなかった・・・。
んで総評はというと、
セレクトショップのパイオニアであるTHE GINZAのバイヤーを勤め、
その後ベビー服以外は着物、
食べ物、メンズ…と全てやりました、とおっしゃるだけあって、
わかりやすく説得力なあるお話でした。
あたしは夢と現実のバランス的な話をしたんだけど、
今井さんは、夢の部分を現実化できるかを、
デザイン画の時点で考えきる事が大事、とおっしゃっていました。
それは、技術やコスト、全てが含まれます。
もっともっと考える、という事でした。
そしてもう1つ、
「色」と「テーマ」選び。
不景気の影響か、暗い色、定番的な色が多く、
もっと工夫できたのではないか?という事。
テーマについては、
エコ、防御、コクーン、腐敗と再生など、
現実と今の環境に沿ったものが多かった、というご意見。
そういえばそうだったかも・・・。
あたしだったら、自分がかわいいと思うもの(かわいい=CUTE、ではなく、気に入っている、という事)
好きな映画の世界に行く事、
架空の世界を設定して・・・、
というテーマ選びをすると思う。
いつも何かバイイングの仕事にテーマを持たせなければいけない場合、
あたしはいつもそんな感じ。
あと、女の子の生活のある「シーン」を勝手に設定したり、とか。
例えば、
女の子同士でスキー旅行に行ってパジャマパーティ、の予定が、
そのうちの一人がこっそり抜け駆けして、
夜中にお洋服を総とっかえしてバイクに乗って彼氏に会いにいく、とか。
笑。
あんた誰っ?照![]()
話は戻って、今井さん。
お洋服がメッセージを持っている事、
それを発するのかどうするかまで考えきる事、
それに付随して、色々なものの選択肢がある事をお話され、
とても興味深かったです。
紺色に髪を染めて、
スーツにスパンコールの細いストール。
素敵なかただった・・・。
お歳を聞いて超びっくり。
自分の納得のいく様に歩んで、
じっくりと歳を重ねてこられたのだな、と思いましたが、
「仕事で満足する事なんてないと思いなさい。
与えられた事はチャンスと思い、全てやりなさい。」
ですって。
忙しくて考える時間もなく、
今自分はこれをやっていいのだろうか、
どちらを選べばいいのか迷う事がある、
なんて話を繊研新聞の中村さんと話していたら、
「40歳すぎまでは、
選んでなんかいないで全部やるのよっ。」だって。
短いけれど、いい出張でした。
行きたくて仕方なかった、
KAMISHIMA CHINAMIのアトリエ、工場にも行ったんです!
今、写真のアップが出来ないから、また改めて!