ヨーロッパ→アルゼンチン→ブラジル→
今日は日曜日。
あたしは大抵日曜日はお休み。
なんでかって言うと、
①お取引先や事務所とやり取りする事も多いから、平日に休んじゃうとお仕事に支障が出る場合があるから。
②月~土まで色々やってみて考えて、それを日曜日はあたし抜きの若者達だけで切り盛りする、というそんな
日があってもいいかな、と思ったから。
1週間ドリルをやって、色々なお客さまを迎える日曜日に応用問題、みたいな感じかな。
でも、お客様をお迎えしている以上は、毎日大切な本番、ですけどね。
前から一度お伝えしたい、と思っていた事があるので、今日はそれを、と思います。スタッフには何度か話した事あったかな。
南米のクリエーションの要素について です。
あたしはアッシュ・ペー・フランスに入社して10年以上経ちます。その間の大半は、イタリア、フランス、イギリス等のヨーロッパのメジャーどころのデザイナー、商品に関わって来ました。
パリは昔から文化人、芸術家が集まり、それに伴ってそれを発表する場が常に存在していますし、その規模も様々です。世界4大美術館の一つがあり、世界中のデザイナーが一度はその作品を発表するファッションウィークがあり、世界中の「流行」を左右する様な生地の展示会もある。今も残る階級社会の一片でもある、「オーナー」ではなく、「パトロン」という文化や、移民と共に流入した文化や宗教から生まれたものも、沢山あると思います。
そんな事を考えると、パリをその作品の発表の場として選ぶ人達は、決して悪い意味ではないですよ、
「評価される事」を、成長の大切な要素として利用している
と思うんです。それは、ビジネスとして成功したいと思っているかそうでないか、その規模、とは別の事です。まず、沢山のモノや人との出会いを経た人達(バイヤーやパトロンやなんかその他多分責任ある立場の人達、ね)に見て貰うという事を願っているのね。
それに対し、南米、特にアルゼンチン、というかJuana de ArcoやTRAMANDOを支えている人達、は
「愛国心」
がそのクリエーションの泉から一緒に湧き出ている気がするの。それは、みんなを巻き込んで何か派手な運動をするような事ではなくて、ごく普通の生活を送りながら国を活性化=自国の産業と文化の輸出、みたいな活動を、デザイナーという立場でやっている、という感じに見えるんです。だから、今はその活動、作品の発表の中心が自国なんじゃないかな。
簡単に言うと、
ヨーロッパのクリエーションは、
世界中の楽しい消費生活の為に、表現者が手を挙げた産物
Juana de Arco,TRAMANDO、HERCHCOVITCH ALEXANDREから感じられた、南米のクリエーションは、
表現者が、
その活動をする事で自国が活性化する事に喜びを感じている事の産物
と、あたしは思っています。例え、同じものを作ったとしても、その想いは違うのね。そして、同じ様に見えたとしても、何か違いはきっと覗いていると思う。
それにあたしは気付かなきゃいけないと思うの!
とか大声で言ってみたところで、本当のところはわかりませんよ。
それぞれデザイナーに会って話しが出来たのも多くて数回ですもーん。
通訳さん入ってるしさ。
でも、あたしがモノを見てあたしが感じた事だから、これからも、こういう事は、お客様やスタッフには伝えていきたいと思います。
で、最近は日本のデザイナーさんに関わる事が多くなってきたのですけれど、どんな感じか、というと、それはまたいつか。