岡崎京子
- リバーズ・エッジ (Wonderland comics)/岡崎 京子
- ¥950
- Amazon.co.jp
天才的 ★★★★★
明るさ ★★
絵の見やすさ ★★
一般的オススメ度 ★★★
創る人向けオススメ度 ★★★★★
この人の作品を全部は読んでいません。たくさんありますが、
写真を貼ったリバース・エッジは代表作のひとつです。
若い人は知らない人も多いかと思います。
今から15年前に、夫婦仲良く歩いていたところ、ひき逃げに遭い、生死をさまよった、と。
詳しくは情報がないんですが、頭蓋骨骨折、脾臓破裂など、
相当なダメージを負われたようです。しばらく意識もはっきりしなかったようで。
後遺症も相当あったようです。旦那さんも重傷を負ったようで。。
いわゆるサブカル界の旗手ともいえる存在でした。
実際、絵はいわゆるヘタウマなんですが、絵による感情表現は天才的にすごいです。
彼女の漫画に触れて、価値観が相当動きました。
当時もうすでに事故に遭われていたのですが、自分は全く知らず、
ひたすらハマって、新作を待ってたりしました。知った時は本当にショックでした。
彼女の漫画の魅力は、若者の日常をリアルに描き、尚且つそこに、
「狂気」ともいえる何かをストーリーに入れてきます。その表現力。
一気に感情が揺さぶられます。その理由のひとつ。なんといってもキャラの「目」です。
圧倒されてしまいます。
全体的な雰囲気もそうなんでしょうが、目でここまで表現できるとは。
あと楽しげにしているシーンなどは本当に楽しげに。漫画らしく。
でもだからこそ、悲しいシーンや辛いシーンが引き立つ。
あっさりと人の死を描いてみたり。でもすごくあっさり感じさせないんですね。
…うまく言葉にできませんね^^;
彼女の漫画は、事故に遭う前に近づくほど、何か「死気」のようなものを感じると、
言われていて、そのとおりだなと思います。何なんでしょう。不思議なものです。
彼女の影響力は相当なもので、様々な分野で影響を受けた方がいらっしゃいます。
漫画においては、南Q太や安野モヨコなどの、少し年上の女の子向けの漫画を
描く人を生み出しました。分野を確立した、といってもいいと思います。
そういった作家さんたちは少なからず影響を受けているように思います。
でも、順調に回復されていて、去年の小沢健二のライブに車椅子で来ていたと、
ネットで見ました。小沢健二とは親しかったようで、ライブで泣きながら紹介したそうです。
離婚してしまったようで、それは残念ですが、
最近復刊されている彼女の漫画の表紙の絵などのセレクトなどもやっているようです。
そこまで回復されているんだなあ、と感慨深くなってしまいます。
できれば、今だったら彼女はどんな話を描くのか。見てみたいものです。
※隣のまめコ氏(ブログ http://ameblo.jp/mamec0 )の提案により、★評価を付けるようにしてみました。
もう少しわかりやすい評価基準が必要ですかね^^;頑張ります。。