元旦に | セイシュンの換気扇。

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Tales of Innocence -テイルズ オブ イノセンス- 1 (ジャンプコミックス)/海童 博行
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2011年1発目に何について描くか非常に迷ったのですが、、

コレです。別にテイルズシリーズには興味があったりするわけじゃないんですが。

かつて自分の師匠とも呼べる存在の方なのです。

海童博行。昔、アフタヌーンて雑誌で山下博行名義で短編描いてました。

大賞取ってデビューしたのもアフタヌーンでした。

自分が漫画家を目指すにあたって、まず選んだのは、専門学校に通うことでした。

それも善し悪しなんですが、その当時の自分にはそれしかなかった。。

で、そのころアフタヌーンにワタクシハマってまして。

山下博行のデビュー作がとてもお気に入りで。

次の作品を早く読みたい、と思っていたのですが。

その専門学校に途中からくることになったんです。山下博行が。講師で。

めっちゃビックリですよ(  ゚ ▽ ゚ ;)

しかも考え方とか、センスというか、、が似てるところがあって。

おうちにいって一緒に鍋やったりしてたわけです。

はっきりいって、今と当時では作風は相当違います。

絵は同じなんですけどね。。ネームも。

ただ、こういった分かりやすい感じのネタじゃなかった。

大賞取る前に、佳作だったかを取ったことがあるってことで、

原稿で読ませて頂いたとき、本当に涙がでる位感動しました。

しかしなんで佳作なんだろう、と。

その後しばらく作品が世に出ることはありませんでした。

いくつかの短編を描いた後、世に単行本としてやっと出すことができました。

原作つきで。雑誌も変わり。

この人の最大の魅力って、絵もそうなんだけど、ストーリーだと今でも思ってます。

もう一人、山下氏の師匠に当たる佐藤ヒロシという漫画家がいて、

その人にも直接教わってましたが(いずれ作品を紹介したいです)、いわく、

「山下には決まったページ内に作品を収める、ということを教えてやれなかった。」と。

それはプロとして大事なことだし、作品をスマートにする必要な手段です。

でも、面白いものは面白かったんですよね。。

最近は連絡もさっぱりなので、今の彼の心境はわかりかねるのですが。。

客観的には、面白いもの描きゃ売れるってわけじゃない、ってこと。

以前電話で、アフタヌーンが何を求めてるのかわからなくなったと言ってたことがあり。

世に作品を出すまで、彼は必死でネームを担当の編集に見せてたわけです。

で、ことごとくボツ。ていうか、彼の作風とアフタヌーンの求めてるものがズレてきたわけで。

タイミング、運。実力以外に必要なもの。

漫画家として生活することって、やはり簡単ではないです。

この作品だって面白いです。ただ、テイルズファンにとってはとっつきやすい絵かどうか。

すごくかわいい絵だと思います。本人結構ゴツイんですが。。

彼の魅力を少しでも感じてもらいたいので紹介します。

原案大友克洋の「危機之介御免」とか、他にもいろいろ作品はあります。

長くなりましたが、2011年もよろしくデス_(._.)_