『わたしの幸せな結婚』
お久しぶりです。 今回は最近読んだ本を紹介したいと思います。 今回紹介する本は『わたしの幸せな結婚』です。あらすじ 斎森美世は異能を持つ名家に生まれたが、異能を持っていない。最愛の母を幼い頃に喪い、継母と義母妹の二人から虐げられて育った。 そんな美世に、嫁入りを命じられる。お相手は冷酷無慈悲と噂される若き軍人・久堂清霞。しかも彼は、大勢の婚約者候補達が三日も経たずに、逃げ出すと言われる悪評の持ち主だった。自分にはもう行く場所も、帰る場所もない。少ない荷物を持って、久堂家の家に入る。初対面こそは辛く当たられたが、次第に清霞と心を通わせていく。感想 王道のシンデレラストーリー。時代としては明治の初頭から大正時代前半だろうか? と思いながら、読んでいました。車もあれば、路面電車も走っているので、恐らくその時代で間違いなさそう。初対面こそ辛く当たられたが、次第に過ごすうちに斎森家で奪われた自己肯定感や自分らしさも取り戻していく。読書記録のサイトに掲載されている感想の中には、「清霞、デレるの早くないか?」というコメントもあったが、私としてはあれは早いに部類されるのだろうか……? と首を傾げてしまった。どちらかというと、まだ序の口かな? と思っている。感じ方は人それぞれですものね……それは。 特にお気に入りのエピソードは『初めてのデヱト』。呉服屋で店主と話していた時に、桜色の反物が目に入ったシーン。その反物(着物)を着た美世の姿を想像して動揺する姿は、「おやおや、甘酸っぱいねぇ」とほのぼのとした雰囲気を向けずにはいられなかった。 もしこの世界に入れるなら、ゆり江さんと共にこの二人を見守るか呉服屋で二人が余所行きに着る着物を選びたいと思ってしまう。 しかしまだ二巻を買っていない為、早く買いに行かねばならないと思っている。続きが気になってしょうがない。