初恋に胸を躍らませる中で
若年性乳ガンを患った娘と
娘を案じる母親の複雑な心情を描く。 

これから観る人の為に
少しだけ……

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映画『あつい胸さわぎ』


《監督》

まつむらしんご

《出演》

吉田美月喜、常盤貴子、
前田敦子、奥平大兼、三浦誠己、
佐藤緋美、石原理衣、


《ストーリー》

港町の古い一軒家で母・昭子(常盤貴子)と
二人で暮らす武藤千夏(吉田美月喜)は、
念願の芸大に合格する。
作家を目指す彼女は、授業で出された
創作課題『初恋の思い出』に苦慮しつつも
初恋の相手である幼なじみ・川柳光輝
(奥平大兼)と再会したときの胸の高鳴りを
小説につづろうとする。


一方、母の昭子も職場に赴任してきた
木村基春(三浦誠己)の存在が気になっており
久々のときめきに胸を弾ませていた。


ある日、昭子は千夏の部屋で見つけた
乳ガン検診の再検査通知に動揺する。


乳ガンの少女が主人公でしたが、
ガンの闘病シーンは全然なく、
ガンになった少女の心境や母親の動揺、
そして、娘の初恋の話と母親の久々の
恋話で病気がテーマじゃなかったら
普通の青春ストーリーでした。

常盤貴子さんの母親役、
サバサバしてカッコいいウインク
主人公の少女も高校卒業したての
初々しさがありました。


後半、重いテーマにもなるわけですが、
辛い感じじゃなくて……
思春期の心の揺れも上手く描かれていて、
良かったですおねがい

千夏があこがれている
お姉さん役に前田敦子さん……
問題はあるけど、
面白く表現しているのでとても印象的でした。

ラストにター坊という千夏の
幼なじみが最高なセリフを言って
いたので、
私も『頑張って!』と小さな声で
彼女にささやきました。