はじめに “場” ありき
私は、
はじめに“場”ありきと考えます。
それは、その“場”に光がどちらから入るのか？
南がどちらか？
(地球では、太陽、光は絶対です。)
さらに、地上か？地下か？空中か？など、
人が地球で生きていくために
必要な空間に対する
絶対感覚を重要と考えます。
By. Katsuhiko Tomita
※画像はイメージです
高校2年生の後半から、高校3年生の一年間
私の青春時代に、美大専門の予備校で絵を教えてもらった
大好きな先生(恩師)の言葉です。
先日の母の日
実家に帰った際に、二十数年ぶりに再会を果たした
『 私の分身 (絵 ・ 色彩構成) 』
その子たちは、まさに
全身全霊を捧げて描いた、私の結晶。
その当時、私に絵の描き方を教えてくれた
『 先生 』 は、
独特の雰囲気と、世界観を放ち
いつも穏やかに、ぽつり、ぽつりと
呟く様に、言葉を紡ぎ出す方でした。
偉そうに何かを指導する…そういう事はほとんどなく
助言の様に、沢山の“間”
”余韻”、”余白” を含む言葉で語ってくれた。
いつも、私達に
『 考えるきっかけ 』 を与えてくれ
そのヒントとなる
『 キーワード 』 をその場に置いて行ってくれる。
自分で考える力を後押ししてくれ
自分で自分のゴールを見つけ出す逞しさを
そして
自分の世界の創り方をサポートしてくれた。
私に、もの創りの楽しさを教えてくれた恩人
・
・
・
その先生が、大切にしていた言葉の意味が
今、何だかとても良くわかるんです。
はじめに“場”ありき
何処に自分の身を置き
誰の手を取り、共に歩むのか。
そして何に繋がるのか。
ソレらの全ては、いつだって
自分自神(身)で選びとる事が出来る。
通勤が無く、自宅で仕事が出来る
ヒキコモリ生活は、とても快適で幸せな状況です。
外の世界と繋がりたければ
インターネットを通して
いつでも繋がることが出来るし
煩わしい人間関係に悩む事もない。
…でも、この生活も１ヶ月半近くとなり
私は正直、少し疲れていました。
今でも、用事があれば普通に外に出ています。
スーパーやお散歩だけではなくて
美容室にも行くし、歯医者にも行きます。
ステイホームに重きを置いている方に
何かを申し上げたい訳でも、何でもなく
自分の責任で、自分の行動を選べば良いと思っています。
これは、コロナ禍が始まってから一貫して
私が大切にしていたこと。
やっぱり実際に 「その場所」 に行って
感じること、受け取るものって
私は、凄く多いんだと思っています。
とはいえ、そう思っていてもまだ
私は他人の目を気にしていたんだな…と、
昨日改めて、気が付いたんです。
だってね、私
自分がしたい行動に
わざわざ理由を探していた。
純粋に
行きたいから行く！やりたいからやる
のでは無く
一生懸命理由を探して、その上で行動しようとしていたんです…
本当に、言い訳がましくて恥ずかしいんですが
それに気が付いて、「ダッセ～な、自分」って笑いました。
で、初心に返ったんです。
私は、自分の心のままに
自分を偽ることなく、行動をする。
そして、自分の世界は自分で創りあげる。
それがハッキリと自覚出来たら、モヤモヤがスッと肚に落ちました。
いい意味で吹っ切れたのかもしれないです。
敬愛なる先生へ、感謝を込めて
皆さんの心が本日も
穏やかな一日となります様に
