以前、たぶん日経ビジネス・ネット版で読んだんですが、転職の理由には「表」と「裏」があるそうです。
1.「表」は、辞める会社や転職活動の中で転職理由を説明する際に話される内容です。
圧倒的に「キャリアアップしたいため」が多いようです。アンケート結果もこっちの方が
多いのかもしれませんね。
それはそうですよね・・・辞める会社に本音で、転職する理由を言ってもメリットはありませんから、なるべく波風立てたない理由を話します。「40歳代の友達」のように、よっぽどカーッとなって上司等に咬み付く場合を除けば、そうなることがほとんどでしょう。
また、転職活動の中では、前向きな転職理由を説明できないようでは採用されませんから、ウソでも前向きな転職理由を話します。
2.裏こそ本音です。
「職場での人間関係」が一番多いそうです。なかなか、表には出てきませんよね。
「職場の人間関係」って、要は、上司や同僚と一緒に働きたくないってことでしょう。
たぶんこのような感情は、温暖化の中で徐々に海面が上昇するように、長い年月かけて少しずつ上昇していき、あるところを超えると堤防を破って噴き出してくるものじゃないでしょうか・・・。
かなり速い速度で上昇していくと「40歳代の友達」のように、カーッとなって爆発してしまうのでしょう。
でも、多くの人は少しづつ(場合によっては本人も気づかないうちに)海面が上がっているでしょうし、一部の人は堤防が決壊しそうになった経験もあるでしょう。
私自身をなるべく正直に振り返ると、やはり水面が徐々に上がってきて堤防が決壊寸前になったのですが、40歳後半という年齢が転職が厳しい年齢であること、そして、家族があり生活していかなくてはならないことが、なんとか、決壊を止めてくれました。
しかし、しばらくしても水位は下がらなかったので、独立して自営になることを考えました。
それは、自分の夢であったことと、どこの会社に行っても同じように「職場での人間関係」で苦労しそうな気がしたからです。そうせ苦労するなら、自分の夢に挑戦してみたかったのです。ただ、度胸がなかった、自信がなかった・・・。
そこで転職活動に突入することになりました。
転職活動を行う中で、自分の将来をじっくりと見つめるようになったのです。
たぶん、転職先が決まれば、「大変だったけど、転職を考えたことはいいことだった」と思えるでしょうし、もしかしたら、堤防が決壊しそうなるまでに海面を上昇させてくれた元の職場の上司に感謝しているかもしれません・・・。
そうなれるように、「今はとにかく、できることを1つづつやっていかなくては・・・」と考えています。