

木造三層の天守閣と小天守が美しい







最上階は天井に書画があり見晴らしもよい


藤堂高虎が築いた30mの高石垣😱
伊賀上野城は1585年に平楽寺跡に築いた東向きの城郭を、1608年に伊勢安濃津の城主となった「城作りの名手」藤堂高虎が西に拡張したもの。内堀に築いた約30メートルの高石垣は圧巻というか、高所恐怖症の私は上から恐る恐る見下ろし直ぐに後退りしていました😵 1935年に代議士・川崎克氏が私財を投じて木造三層の天守閣を復興させたそうで、白亜の優美な外観が「白鳳城」とも呼ばれるそうです。 城の中には武具や甲冑など多数展示されており、また最上階の天井には横山大観など竣成当時の著名人46人の書画がはめられており見所が満載でした!



可愛らしい松尾芭蕉の旅姿
俳聖殿は伊賀国阿拝郡(現、三重県伊賀市)出身の松尾芭蕉の生誕300年を記念して1942年に建てられたもの。外観は松尾芭蕉の旅姿を模したとされ、上層の屋根が笠、その下部が顔、下層のひさしは蓑と衣姿、堂は脚部、回廊の柱は杖と脚だそうで、そう言われると何となく可愛らしい芭蕉さんに見えてきました!







本物の忍者の道具や古文書などを展示
伊賀流忍者博物館は日本唯一の忍者をテーマにした博物館です。江戸時代末期の土豪屋敷を移築して復元された忍者の住まいですが、外観は茅葺屋根の典型的な農家でした。中に入ると「くノ一」さんが室内に仕掛けられた、「どんでん返し」「抜け道」「刀隠し」といった数々のからくりを実演で案内してくれました。身のこなしが素早かった~流石「くノ一」!また「忍術体験館」と「忍者伝承館」の2つの展示室には、本物の忍者の道具や貴重な古文書が展示されていて勉強になりました!🥷


日本を旅する俳人・松尾芭蕉の銅像


いたるところに忍者
忍者市駅のある伊賀市は2017年に「忍者市」を宣言し、2019年にはこの上野市駅も愛称として「忍者市駅」を名乗ることになったそうです!駅前には現在の伊賀市出身で、「奥の細道」で知られる俳人、松尾芭蕉の銅像が建っていました。また松本零士作「銀河鉄道999」の主人公、鉄郎とメーテルの像もありました。 松本零士氏が伊賀鉄道の外装のデザインをされた縁で、鉄郎・メーテルブロンズ像が設置されたそうです!盛り沢山の駅でした!





ユネスコ登録を示す石碑
菅原神社は上野天神宮とも呼ばれ、菅原道真公を主祭神とし九社神社を相殿としてお祀りしているとのこと。創建は不詳ですが、平安時代末期に上野山にあった平楽寺の鎮守社として勧請され、1581年に上野城の城下町を新たに町割した際、この地に遷座し鎮守社としたとのこと。2016年「上野天神祭のダンジリ行事」として、ユネスコ無形文化遺産に登録される凄いところでした!

