~紹介文~
バブル末期に大手都市銀行「産業中央銀行」に入行した半沢直樹が、産業中央銀行と「東京第一銀行」が合併して誕生した「東京中央銀行」において銀行内外の人間や組織による数々の圧力や逆境と戦う姿を描くシリーズ小説。
「銀行の中で人が生き生き動く活劇」を作る過程で出来上がったのが、ズバズバ物を言うが小狡い一面も持つ「清濁併せ飲むヒーロー・半沢直樹」であり「サラリーマンチャンバラ」劇の趣となっている。
2013年に第1作と第2作を原作として放送された堺雅人主演のTBS「日曜劇場・半沢直樹」最終回は42.2%と驚異的な視聴率となり、平成の連続ドラマ視聴率第1位となりました。半沢直樹の名台詞「倍返し」は2013年の流行語大賞となり社会現象を巻き起こしました。
今年2020年に第3作と第4作を原作とし7年ぶりに続編が放送された、TBS「日曜劇場・半沢直樹」最終回は32・7%で今年の連続ドラマ視聴率1位となり、現在のところ令和の連続ドラマ視聴率第1位です。歌舞伎俳優陣の「顔芸」や「恩返し」が流行語となりました。
年末には原作者の池井戸潤氏と三菱銀行同期入行だったという、半沢淳一氏の三菱UFJ銀行「頭取」昇格の人事発表は、“リアル半沢直樹”と大きな話題となりました。
私は2013年の「半沢直樹」放送の際は、残念ながら見逃してしまいましたが、もちろん「倍返し」で盛り上がっていることは知っていました。
池井戸潤原作の「陸王」「下町ロケット」「ノーサイド・ゲーム」のテレビドラマは楽しく見ており、「空飛ぶタイヤ」は映画館で見ました。
そして今年になり「半沢直樹」続編が放送されることとなり、前回の総集編の放送で虜となり、インターネットで前回の放送を全て視ました。正に痛快で本当に面白かったです!そして2020年の放送はこれ以上ないくらい痛快で面白く、毎週の放送が楽しみで仕方ありませんでした!

放送が終わり半沢ロスの中、最新刊「アルルカンと道化師」が出版されると知り、本屋さんに走りました。小説を読むのは高校生以来だと思いますが、半沢の活躍に引き込まれて一気に読んでしまいました。
そうなると原作本を全て読みたくなり、メルカリで古本(新品同様でした)を安く購入し、テレビドラマであらすじは解っていますが、引き込まれるように全て一気に読みました。
「半沢直樹」テレビドラマと小説はダブルで面白く、正に至福の時でした!!!!!
