移動稽古は基本稽古で稽古した突き、打ち、受け、蹴り技を様々な立ち方で前に進む動きが基本です。応用は色々ありますが、先ずは自分から前に前に出て戦うことを身に付けていきます。単独の技、技を組み合わせた複合技、一動作ごとに技を変える場合など様々なバリエーションがあります。
前屈立ち
前へ出る攻撃的な立ち方です。身体全体で前に出る動きを稽古します。左右の足幅は肩幅、前後は肩幅の2倍にします。前の足の膝を曲げ膝下は垂直に立て70%体重をかけます。後の足は膝を伸ばし爪先を斜め45度に向け30%体重をかけます。
基本的な移動稽古は以下の通りです。上級者はさらに高度な移動稽古を行います。
正拳中段突き、正拳中段逆突き、正拳中段三本突き
正拳上段受け(中段逆突き)、正拳中段外受け(中段逆突き)
前蹴上げ、膝蹴り、前蹴り、回し蹴り、五本蹴り(回し蹴り~後回し蹴り~前蹴り~回し蹴り~後回し蹴りの連続五本蹴り)
三戦立ち
手技の基本稽古の立ち方で型、三戦(サンチン)の立ち方です。足幅は肩幅で片方の足を一足分前に出し、両方の爪先を内側に向け膝を曲げ外側に張る立ち方です。体重は左右均等で足裏の前の方にかけ、足の指先で地面を掴むように立ちます。前後左右に安定した立ち方で接近戦向きの立ち方です。
基本的な移動稽古は以下の通りです。上級者はさらに高度な移動稽古を行います。
正拳中段逆突き(内受け裏拳肘打ち鉄槌)、正拳下逆突き
正拳中段逆突き内受け裏拳肘打ち
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