運命ねぇ、あるのかな? | 湘南ジジイのHEUREKA!

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ま、なんとなく、書いてます。
人気ブログに成るとか、
アクセス数がどーとか
ね? カンケー無いです
単なる四方山話しブログです

今晩は、皆さん。


さあ! 今宵も、やって来ました!

下らなくって意味か無いと、大絶賛の

夜話しの、時間です!


ん〜、つーわけで、ね?


何個前、だったっけかな?

市、つー猫の話し、書いたでしょう?


あれから・・つーかですね?

市が茨城県に、引っ越しちゃってから

寂しくなった私は、ですね。


飼うチャンスさえ有れば、犬か猫を

飼いたいと、思ってたんですよ。


私も中学生に、成っていましたから

親も、もう反対しないだろう・・って

ことは分かっていましたから、ね。


で、いつ頃だったかなあ・・季節が冬

だったことしか、覚えて無いなあ。


その頃の、東京の下町のガキ共なんて

冬だろうが、なんだろうが、槍が降ろう

が雨・・いや、雨の日は流石に公園なん

かじゃ、たむろしません、けどね?笑


とにかく、木枯らしがピュ〜ピュ〜吹く

運動公園で、何をするでも無く、たむろ

していた私達は、ですね。


このブログでは、お馴染みの、ユウジが

そろそろ帰って、宿題やらなきゃマズイ

だろ? なんて言うもんですからね。


そいつは尤もだ、てな感じになりました

から、皆んな家に帰る気持ちに、なって

いたんですよ。


まあ、当時は受験戦争が、有った時代

ですから、皆んな高校受験に備えてね

塾なんかは、週に3日くらいは行って

ましたから、公園でたむろす、なんて

毎日では、無かったですけどね。


で、それぞれ家に帰るべく、公園の出入り口に向かって歩いているときにね?


首輪をして無い仔犬が、こちらに

向かって、走って来たんですよ。


オイ、首輪して無いぜ。野良犬か?

なんてユウジが、誰に言うともなく

言いましたよ。


当時は、のんびりとした時代ですから

首輪をした飼い犬が、放し飼いでは

無いんですけど、家の塀を乗り越えて

フラフラ自由に散歩してる、なんてこと

が、よく有ったんですな。


まあ、しかし、野良犬も殺処分で・・

可哀想にだいぶ居無くなっていました

から、野良犬なら保健所に捕まれば

殺処分ですからねぇ・・それは余りに

可哀想だと、思いましたからね?


オイ、皆んな、あれが野良犬だったら

俺が飼うからよ? 捕まえるの手伝って

くれよな! と、言いましてね。

皆んなで、仔犬に向かって走って行き

ましたよ。


するとやはり、仔犬は私達の様子が変な

ことを、察したんでしょうね。

きびつを返して、公園の出入り口に

向かって、逃げて行きましてね。


逃げるのはイイけど、その後で野犬狩り

に遭えば、待った無しで殺処分ですから

ねぇ・・なんとしても助けたいですよ。


しかし仔犬といっても、やはり犬です

から、まあ、逃げ足の速いこと!

何10mも離されながら、私達は仔犬を

追いかけましたよ。


すると仔犬は、公園から数100m離れた

4階建のマンションの中へ、駆け込んで

行くのが、見えましてね?


私達はハァハァと、息を切らせながら

そのマンションの前まで、行きました

よ。


オイ、タカシ・・このマンションで

飼ってる犬か、なあ?でも・・

ユウジは後の言葉を飲み込んで、黙って

しまいましてね。


そりゃ、そうなんですよ。

今でこそ、ペット可、のマンションは

多いですけれど、あの当時はペット可の

マンションなんぞ無かったんですな。


そりゃ、山の手の高級マンションならば

あの当時だって、有りましたでしょう

けれど、ね?


中学生が見たって、安普請で建ててある

家賃だって、相当安いだろうと思える

賃貸しマンションですからねぇ。笑


お前ら、何ゴチャゴチャ言ってんだよ!

犬、捕まえるんだろ?早く中に入ろうぜ!


いつまでも、マンションの中へ入って

行かない私とユウジに、痺れを切らした

仲間が、そう言いましたよ。


ハッと、我に返ったような気持ちに

なって私は、マンションの中へ歩いて

入って行きましてね。


チラッと見えていた、仔犬が駆け込んだ

マンションの中庭の方へ、行ってみま

したよ。


すると、ね?

小さな中庭が、右側に続いていて、その

左側は、マンションのベランダが続いて

いるわけですな。


で、暫く歩いた先の、ベランダの下に

段ボールで作った、小さな犬小屋が

在るんですよ。


その犬小屋の中に、さっきの仔犬が

居るらしくて、段ボールの犬小屋が

小さく揺れているんですな。


オイ、タカシ・・やっぱり、この犬

ここの人が、飼ってんだぜ?だってよ

犬小屋だって、あるじゃんか。

もう、帰ろうぜ。


ユウジは、そう言いましたけれど

私は納得がゆかない感じ、なんですな。

だって、段ボールの犬小屋ですよ?

しかも中庭だから、共有地でしょう?

そんな場所に、犬小屋を作るなんて

どう考えても変ですよ。


私達の気配に気付いたらしく、犬小屋が

置いてあるベランダの窓が、ガラガラと

開きましてね?


中から、そうですねぇ・・小学3年生

くらいの男の子が、ベランダに出て

来ましたよ。


なんか、用ですか?

私達に少しビビリながらも、その子は

そう言いましてね。


あ〜、用事ってわけじゃないんだけど

この犬さ?君が飼ってるわけ?

私がそう言うと、男の子は少し黙って

から、決心したように話し出しましたよ。


つまりこの仔犬は、運動公園に捨てられ

て居たんですな。

で、放って置くと野犬狩りに遭って

殺処分になることが、分かっていた

男の子は、心優しいじゃないですか!

ペットを飼ってはイケナイと、分かって

いながら、自分のウチで飼をうと、して

いたわけですよ。


私も仲間達も、胸を打たれましたよ。

下町の悪ガキ共ですけれど、ね?

そんな純粋な気持ちには、泣きたい

くらいに、感動しましたねぇ。


でも、やっぱりここじゃ飼えないから

誰か飼ってくれる人を、見つけなさい

って、お父さんから言われてるの。

もし見つからなかったら、チャロのこと

保健所に、連れて行くって・・・


そう言った後で、男の子は声を出さずに

泣いて、大粒の涙をポロポロと流し

ましたよ。


よし!チャロっていうんだな?

お兄ちゃんが、コイツを飼うからさ。

安心しな?お兄ちゃんちは、な?

ここから歩いて、10分くらいのトコ

だから、いつでもチャロに会いに来な!


そう言ってから、カギっ子の男の子を

そくして、チャロと一緒に我が家に

向かいましたよ。


ユウジが黙って笑いながら、私の肩を

叩きまして、ね?


お前って、ホントにお節介な馬鹿野郎

だなあ・・って顔をして、私の顔を

見ていましたよ。


チャロは、ね?

その後、私の実家で23年も、長生き

しましてね。


私が大学生時代に、1人暮らしした

4年間を除いて、ずっと私の家族

でしたよ。


最後は老衰でしたから・・

眠るように、逝きましてねぇ。

なんだか・・ホッと、しましたよ。


ん〜、縁って、不思議ですよねぇ。

あの日、仲間と公園に行かなかったら

チャロがマンションから抜け出して

公園に来なかったら・・

私とチャロは、出会うことが無かったん

ですもんねぇ。


私は決して、運命論者じゃ無いんです

けれどね?


こういうことには、何か、運命みたいな

モノを、感じますなあ・・


皆さん、今宵もこの下らない

夜話しにお付き合い頂きまして

誠に、有難う御座いました。

どうか、皆様に善き夢が

ありますように。