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☆スカイ ブルー ノート♪

☆空色のノートに大好きな映画や音楽やetc.…について綴ってゆきます♪

10/31(金)と11/3(月)で二回観た!
(ちなみに、その狭間の二日半でジャック・タチBD-BOXを鑑賞♪)

第1作からの期待を越える爆笑と感動だった!!

二回目の方が感情移入(キャラクターとキャスト両者への)が倍増して、もっと笑えて泣けた!!!

複雑で挑戦的な脚本と演出が、劇団ひとりさんのアドリブ魂を覚醒させて、次々飛び出す名台詞×名場面に大笑いしつつ胸が熱くなる稀有な感覚(笑)
共演者&スタッフの対応力にも感服。

クライマックスでの予想外のハプニングから、ラストの怒涛の展開が白眉。
暴走するアドリブが奇跡の瞬間を生んだ!!!
ストーリー全体にSF的な仕掛けが設定されているが、それをも凌駕する驚愕の大ドンデン返し感は“センス・オブ・ワンダー”の領域www

演技の瞬発力、発想の飛躍力、そしてクレイジーな情熱(笑)
それ自体が素晴らしく感動的だ。



10/25(土)マチネ@新宿THEATER BRATS

作・演出:土屋亮一

シベ少は、4月の前作に次いで2作目の観劇。

ほのぼのしたメルヘン劇が、想像を絶した変貌を遂げてしまう!!!

狂おしくも馬鹿馬鹿しいメタモルフォーゼが暴走するw
サイコーにクレイジー!ww
誰がアノ展開→結末を予想できよう!?www

ネタバレせずにアノ超絶な面白さを説明できぬ歯痒さ(^^;)

凄い発想力、構成力。
そして凄い…変態(笑)

ちなみに自分は“小関えりかさん推し☆”です←



ついに舞台「LILIUM リリウム 少女純潔歌劇」DVDリリース!

9/23にフラゲして、本編→コメンタリー→特典映像→コメンタリー2周目w、一気見。
(後日、“隠し特典映像”も鑑賞w)

公演以来、3ヶ月ぶりに観返して、あらためて感じたこと。

終盤の凄絶なカタストロフは、何度観ても、魂が震える。
圧巻の一語。
アイドル演劇としては衝撃的で、ある意味“精神崩壊注意”かもしれない。
センセーショナルとも思えるが、実は堂々たる古典的ドラマツルギーではないか……と感じた。
狂気、残酷、絶望といった人間の暗黒面を鮮烈に描出し、阿鼻叫喚、死屍累々たる破滅的悲劇的結末=カタストロフに昇華させることで、もたらされる劇的カタルシスは、あたかもギリシャ悲劇やシェイクスピアを彷彿させる。
光と影。
生と死。
愛と孤独。
希望と絶望。
精緻に構築された、劇的にアンビバレンツな物語世界。
それはまた“清く正しく美しい”アイドル少女たちが迫真の演技で体現するからこそ、血みどろの通俗劇=グラン・ギニョールが、より崇高で感動的な寓話へと昇華しえた、とも云えるかもしれない。

“血”は、対極的な“生”と“死”の象徴であり、
“吸血鬼”とは、アンビバレンツな“死生観”の申し子。
死への憧憬と、生への渇望。

ミュージカル・ナンバーの歌詞には、耽美的な死のモチーフが横溢するが、楽曲・歌唱はエモーショナルな生命力で満ちている。
“メメント・モリ=死を想え”は、逆説的な“生を想え”の警句。

終盤を飾るナンバー「永遠の繭期の終わり」の歌詞
“夢の中で夢を見てはいけない 現実にこそ夢の花は咲く”
は、ロジェ・バディム監督の吸血鬼映画の名作「血とバラ」(1960)の台詞
“人はいつまでも夢の中に生き続けるわけにはゆかない”
を想起させる。

また「秘密の花が綻ぶ」の歌詞
“花は夢 夢は現 現は幻 幻は宴”
は、江戸川乱歩の好んだ言葉
“現世(うつしよ)は夢 夜の夢こそまこと”
も連想させる。

劇場の闇に閃く凄絶に美しい悪夢。
現か、幻か。
つかのま醒めない夢に惑溺する悦楽。

観劇直後、映画「1999年の夏休み」を観返したくなったが、“儚い少年 or 少女の時間を、生と死を輪廻して、永遠に繰り返す”“その狭間の愛と孤独”というテーマは共通している、と再確認。

ディープな暗黒劇「LILIUM リリウム」が、固定ファンに偏りがちなアイドル演劇という場で、熱狂的な反響を呼んだ事は、アングラな耽美マニアとしても、アイドルヲタの端くれとしても、実に感慨深い……と、しみじみ実感した。

来年、「TRUMP」「LILIUM」に続く第三弾「SPECTER」、そして「TRUMP」の再演が決定していると云う!

永遠の繭期は、まだ終わらない……