さくら学院・公開授業、初日・VTR。長編です。 | 魔神の書

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顔笑っている、可愛い女の子達を応援しています。

さくら学院・公開授業の、VTRについて、触れていなかったので少し。
まず、挨拶について、みんなで考えます。
このあたりは、校長とメンバー双方が探りあっています。
あまり進展しない状態を打開したのが、会長。
推進力や、みんなをまとめる力は、流石です。
抜き打ちテストの彩未ちゃんからは、想像も出来ません。
次に、どんな事を歌にしたい?をみんなで考えます。
メンバーそれぞれが、意見を出し合います。
英語が好きだから、歴史を覚えたい、百人一首が好き、算数が嫌いだから好きになるように(木の下のはげおやじ)、理科の2類が解らない、勉強が嫌いだから好きになるように、等々。
このあたりから、愛莉ちゃんの雲行きが怪しくなって来ます。
大昔の歌だった百人一首を今の歌に作り変えることになりました。
次に、メンバーそれぞれが好きな、一句を選びます。
ここでも、会長大活躍です。
そして、愛莉ちゃんは、ここでも最後です。
最後に、自分が選んだ一句に、自分なりのメロディーをつけて、歌います。
歌になると、急に生き返る、すぅちゃん。
まだ、声が細くて子供っぽいけど、とても美しい歌声の由結ちゃん。
やっぱり、良い声の日向ちゃん。
控え目な、らうちゃんと愛莉ちゃんが残ってしまいます。
意を決して、らうちゃんが歌ってしまいます。
最後、愛莉ちゃん。
わからない、まとまらない、追い込まれてパニック状態。
校長に即され、立ち上がるけど、歌うことが出来ない。
おそらく、愛莉ちゃんが最も不得意な事です。
今まで、さくら学院を見守って来た方々には、わかっていることですよね。
校長も諦めない。
決して、声を荒げることはなく、辛抱強くかつ、とてもデリケートに、ギリギリのところで、なんとかしようとしているのを感じました。
しばらくして、校長の掛けた言葉で空気が、変わります。
「あなたは、演者ですよね。観客に歌や踊りで何かを伝える人ですよね。」
愛莉ちゃんの、顔色が変わり、次第に涙がこぼれて来ます。
生まれてから15年、いろんな事が、あったんだろうな。
他人には、知るよしもない色々な事が、今の愛莉ちゃんの、控え目な、引っ込み思案な性格を形成していると思います。
でも、愛莉ちゃん、止めるって言わないのです。
VTRの冒頭にあった、愛莉ちゃんの言葉が思い出されました。
「変われるかもしれない。」
やらなきゃと、出来ないの狭間を行ったり来たりだったのかな。
涙をこらえようとする愛莉ちゃんに、校長が「涙じゃなくて声を出そう。」と、声を掛けます。
更に、涙がこぼれて来ます。
メンバーも、私達も声をかける事も出来ず、ただ手を組んで祈るしか出来ません。
限界と感じたのか、校長から、「声に出して、読んで見よう。そういうメロディーもあるよ。」

しばらくして、絞り出すように躓きながらも読みきりました。
メンバー全員、拍手で迎えます。
校長から、このメロディーと句を元に、曲を作ります、楽しみにしてください。
で、一旦終わるんだけど、2週間後。
校長と愛莉ちゃんが、スタジオで再度チャレンジです。
驚くほど、表情の違う愛莉ちゃんが、そこにいました。
愛莉ちゃんが、やりますって、自分からやりますって言った。
20分後、気合いを入れる愛莉ちゃん。
更に、30分後(記憶が定かでないので時間は違うかも)出だしだけ、話すようにして、歌いきりました。
歌い終わった愛莉ちゃんの表情が、またいいんだ!
壁を超えた瞬間です。

見終わって、愛莉ちゃんに感想を聞くと、涙がこぼれて来ます。
辛かったんだろうな。

その後の愛莉ちゃん。
挨拶も、途切れながらも出来てました。
彩花ちゃんの突っ込みもない中、いつもよりは言葉が多かったような気がします。
テストもしっかり発言していたし、一皮向けたのかな?

愛莉ちゃんに対し、辛抱強くかつ、優しさを持って接していただいた、校長及びスタッフの方々にさくら学院を応援する者として、敬意と感謝を表します。

軽くVTRに触れるつもりでしたが、長くなってしまいました。