最近某高校で起きた体罰についての事件。
僕の中学生時代は体罰なんて当たり前だった。
一番恐れていた国語の先生。
僕は体も心も女の子だと思っていたし、思われていたから、その先生からの体罰はなかった。
男の子達は皆恐れていたのではなかろうか?
悪いことした奴らを集めて、皆の前に立たせて、色んな倉庫の鍵がついたジャラジャラの鍵で
男子生徒の顔をなぐっていたこともあった。
窓ガラスに髪をつかんでぶつけたりもしたのを目撃したこともある。
一番怖かった先生が、僕らが一番酷い頃、こう言った。
「先生は仏の橋本から、鬼の橋本になる。」と。
意味がわかるだろうか?
要は僕らはその先生に見捨てられたのだ。
仏だからこそ怒る、必要があれば体罰だってする。
今最近の子達は心が弱いのか、某高校の先生の仏心がわからなかったのだろう。
耐えられなかったのだろう。
怖い先生程、心に残ってはいないだろうか?
ただ優しい先生は癒しではあるが、もう名前すら忘れた。
塾でも体罰はありました。テスト赤点取ったらケツバット40発とかくらったものだ。
皆恐れていたけど、その塾に来なくなる生徒は一人としていなかった。
皆それが先生の愛情表現、思いやりの一つということを分かっていたから。
あの某高校の先生はいきすぎていたのかもしれないが、愛情、根性、思いやり、全てを持ち合わせての体罰だったのでは…?
擁護する方もいると聞いた。
そりゃそうだ。
ある僕の大切な方も、上司に言われたらしい。
「優しいのは冷たいだけ」だったかな?
要するに、失敗しても怒らなければその人の為にならないということ。
僕は看護師をしているとき、主任と喧嘩して腹がたって二週間仕事をサボりました(笑)
主任は僕にだけ厳しかった、周りのナースが心配するほど。
でも今思えば一番可愛がってくれて、一番仕事ができるようになったのは主任のおかげだ。
そう、愛情は裏返して伝えることも時には必要なこともある。
ただ優しいだけじゃ、相手は成長しないし、為にならない。
某高校の先生の指導は度が過ぎていたかもしれないけど、間違ってはいない。
いつか恩師と呼ばれる為に頑張っていたのだと僕は思う。
僕は甘い考えの持ち主だけど、裏返しの愛情はわかる人間だと思ってる。
仏から鬼へ…
あの先生はそれを言った後、僕らに一切怒らなくなった。悲しいと僕は感じていた。
今は校長先生になり、それももう退職する年じゃないだろうか。
人間は不思議なものですね。
by crea