ナース失格人間。 | ☆creaの目指せイケメンモデル☆

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ついさっき、昼寝して泣いて起きた。以前働いてた消化器内科とターミナルケアの混合病棟で働いてる時の夢だった。僕はそこで働いてる時泣いて帰らない日は珍しい位泣いていたのを覚えてる。一対一で付いて教えてくれるプリセプタ-も居ない病棟。要は見て覚えろ、わからなかったら調べろ、調べてもわからなかったら聞けみたいな教育方針。間違ってはいない教育方針だけど、今はプリセプタ-が付くのが大概普通だ。要は調べた方が頭に入るし忘れることがないからだ。
フラッシュバックのように起きてからその頃の事を思い出して凄く不安になった。仕事は8時半から5時半位までだった気がする。曖昧だが。僕は看護師として少しブランクのある看護師、要は新人と一緒だ。当たり前のように1日10~15人の患者を受け持つ。先輩ナースは重度な患者を4~5人受けもってくれる。そう、要は約15人分の昨日から今朝までの病状を頭に入れておかなければいけない。僕は毎日8時半までに病棟に居ればいいのに7時には病棟に居た。その日受け持つ患者の名前が自分の名前の欄に貼り出されているのを確認し、その人のカルテを漁る。8時までにはそれを頭に入れて、その日点滴する人達の点滴を準備する。僕は大きな病院で働いた事も、プリセプタ-が居ない病院でも働いた事がなかった。夕方5時半までには先輩達はカルテ記入まで済ませて帰るのに、僕には5時半まで仕事してそれから15人分もの記録をして帰ろという。多分その辺は新人イジメだったと正直思う。僕は早くて帰るのは8時過ぎ、遅い時は10時位になっていた。労働基準法違反だろ!とか思いながら。要は先輩達は残っていても新人教育の為の残業として残業手当てが貰える。しかし僕はもらえない。それは仕方ない。
一番記憶に残ってるのは、いつものように早く病棟にあがり、その日の点滴の準備をナースセンターで準備してる時のこと。いきなりご家族の方が「看護婦さん!助けてくれよ、先生呼んでくれよ?お願いだから、母ちゃんの手が段々冷たくなってくるんや!」と。僕は夜勤のナースに相談しに行った。そのナースの返事は「もう、生きる見込みが無い方だから、先生は呼ばなくていい」だった。僕はショックだった。形だけでも先生を呼べばいいのに…と。結局そのおばあちゃんは亡くなった。先輩ナースと一緒にエンゼルケアに入った。先輩に「あんた、化粧位できるやろ?」と言われておばあちゃんの死に化粧をさせていただいた。昔塗っていただろう薄いピンクの口紅に、ファンデーション、薄紅のアイシャドウ。先輩は亡くなったおばあちゃんに声をかけながら硬くなってきている体を拭いている。僕も同じように。そして家族が用意していた浴衣に着替えさせた。
そういうことが毎日だ。辛かった。僕はたった半年も立たない内にその病院を辞めた。肉体的にも精神的にも辛すぎた。毎日泣いて帰った。その頃の夢を見て今起きた。
だから僕は病院で働きたくない。逃げてるとは思う、けど僕はそんなに強くないことを自分で知っているから。バカにされようがやくたたず扱いされようが、もう病院で働く気はない。もうトラウマに近い(笑)
僕はナース失格人間。