** TEA・TIME ** -8ページ目

** TEA・TIME **

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                                            ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ゆらゆら ゆらゆら
ゆらゆら ゆらゆら


あか きいろ おれんじ
むらさき あお ぴんく


水面を彩る さかな達


きらきら きらきら
きらきら きらきら


スポットライトを浴びて
輝く、ブラウン管の貴方


わたしは、いつも・・・
見ているだけ・・・・・




貴方の周りにはいつも
綺麗なヒト達ばかり

わたしみたいなお子様が
そばにいては不釣り合い



コスメのまほうで少しは
大人になれるでしょうか



貴方の傍に相応しい私で
居られるように・・・・



いつか、貴方の、隣で、

貴方を、彩らせて下さい




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





                                            ††††††††††


今日はあいにくの曇り空


年に一度切りの逢瀬が…


叶う事が出来ないの…?


数ヶ月ぶりに逢える筈の
貴方との逢瀬

織り姫と彦星になぞらえ
自分も逢えないのかと…
不安ばかりが募っていく


逢いたくて、逢えなくて


携帯電話を握りしめて…
不安げに夜空を見上げる


一日中降っていた雨は
夜半にかけて降り止んだ


けれど、厚い雲に覆われ
星々の煌めきが見えない


夜空を眺め続けていたが
ふと、時計に目を遣ると
あと少しで日付が変わる


諦めにも似た溜息を吐く


窓を閉めカーテンを引く


握りしめていた携帯電話
テーブルにコトリと置く


諦めてベッドに潜り込む


途端に鳴り出すメロディ


あのヒト専用のメロディ


慌てて電話に出てみれば
『空を見上げてごらん』


貴方に言われるがままに
空を見上げ、目を見張る


先程とは異なる夜空


厚い雲に覆われていた空
だったはずなのに・・・

今、目の前に広がるのは
キラキラと輝く夜空・・

驚きの余り言葉に成らず
未だ繋がったままの電話
低く心地好い貴方の声が
『今度は下を見て』

言われるがまま下を見る


見慣れた車に寄り掛かり
こちらに手を振る貴方


繋がったままの携帯電話
そのままに外へ飛び出す


逢いたくて、逢えなくて
諦めていた貴方に逢えて
思わず涙が零れてしまう



雨上がりの澄んだ夜空に
キラキラと輝く天の川

諦めていた貴方と出逢え
零れる笑顔に貴方は・・
少し、申し訳なさそうに
謝罪の言葉を口にする

数ヶ月ぶりに逢えた貴方


織り姫と彦星になぞらえ
つかの間の逢瀬を楽しむ


明日からまた忙しい日々


けれど一つだけ違うのは
逢いたければ逢いに行く


夜空に浮かぶ天の川

川を挟み離された二人

織り姫と彦星とは違う

仕事を疎かにはしない

けれど貴方の傍に居たい

いつか、必ず、貴方に、
貴方の隣に恥じる事なく
立ってみせます・・・・


だから・・・それまでは




天の川に隔てられた二人
貴方と重ね合わせさせて


今、この時、だけでも






                                   久しぶりの休日

ただ、気ままにぶらつく


通りの雑貨屋

色鮮やかな花屋

華やかに飾られた…



あのヒトは何をしてる?


私とは違い、凄く忙しい


街を見渡せば…

…貴方ばかり

貴方はとても忙しいヒト


寝る間も無いくらいに…


それなのに…

どうして



目の前に

貴方が居るのでしょう?



急に降り出した雨に

やむを得ず雨宿り

未だ降り止みそうに無い


空を見上げ、ため息…

俯いて、ため息…


思考の渦に囚われ

誰かが傍に来た事にも

気づかない



鼻を掠める香り

嗅ぎ馴れたあのヒトの

香り

振り仰げば

爽やかに微笑む貴方

けれど、解る

今、貴方は、凄く…

怒っていらっしゃる…


理由も解らず

ただ…立ちすくむ


力強く腕を引かれ

乗り馴れた助手席に座る


頭にタオルを被せられ

少し、乱暴に抱きしめる


慌てる私にお構い無しに

抱きしめ続ける貴方



ようやく腕が緩んだら


耳元で

『他の奴に見せないで』



・・・・・・?

解らずに、首を傾げる

綺麗な指先が頬を擽る

そして、胸元まで滑らせ


『可愛いピンク色だね』

・・・・?

・・・・・??

・・・・・・!!!


思い当たって、慌てて

タオルで胸元を隠す


怒りの理由が解りました


『御目汚し申しわ・・』


貧相なモノを見せた

お詫びをしようとしたら


柔らかいモノで塞がれた


・・・・・・・・・・

固まった私をそのままに

車は走り出す


気が付けば貴方の部屋

お風呂に放り込まれた

何も考えたくなくて

湯舟に沈み込む


雨が降って、独り佇む

気が付けば隣に貴方

柔らかい香りに包まれる

きっと、今だけ

この瞬間だけ

囚われる前に逃げよう

これ以上傍に居られない



けれど、そんな私を…

逃がしてはくれなかった



雨の檻に囚われた私は

更なる甘やかな檻に…

 ト ラ ワ レ タ 



それからの私は

雨の日に独り佇む事が

無くなった

忙しいけれど、貴方が

傍に…居てくれるから