昨日は御影ルーテル教会で行われた「小林多喜二の母」の講演会に行きました。以下は私の感想です。長文ですが、お読みいただければ幸いです。
①特高警察に殺された小林多喜二は「心臓発作」で亡くなり、獄中から戻った遺体には酷い拷問の跡があった。通夜や葬儀に駆けつけた友人・知人はすべて警察に連行され、「国に抵抗しない」(転向)と誓約書を書かされ釈放された。誰だってこんな酷い殺され方をした遺体を見たら誓約書を書きますよ。
②江戸時代、キリシタン弾圧で踏み絵を踏まされた。「踏んでも良いよ」とささやく声に勇気を持って信仰を守った隠れキリシタンがいたことは私に励ましを与えてくれました。
③「ベロ出しちょんま」というお話をご存知だろうか?直訴した農民家族は子供も含め磔となった。怖さに泣く弟に兄はベロを出して笑わすのです。身体は屈しても心は屈していない、同じだと思います。
④小林多喜二の母セキさんはどのようにして立ち直ったか?戦後、獄中にいた人達は抵抗を続け獄中で亡くなった方もあり、戦争に反対して生き残った人達は釈放された。そうした人達がこのお母さんを支えたことは間違いない。(もうこんな時代に戻りたくはない。)
一方で孤独となったお母さんを支えた方々が身内にいました。それはセキさんを引き取った多喜二の姉チマさん(キリスト者)とその家族でした。そしてセキさんの話を聴き涙を流してくださった小樽シオン教会の近藤牧師にも心から感謝したい。セキさんは洗礼を受けてはいなかったのですが、「葬儀はキリスト教でしてほしい」との願いを聞いてくださったのです。
「悲しみの聖母」イエスの母マリアの悲しみはいかほどであったろうか?「イエス涙を流したもう」この言葉に私は励まされました。
罪もないイエスを十字架につけられそれを黙って見ているしかなかった私達。パウロは3回も「イエスを知らない」と言った。それでも3日後によみがえりそんな私達を励ましてくださるイエスキリストがおられるのです。「神は愛なり❤️」神ともにいます。感謝します。アーメン