記憶にしまった恋心… | 弘中 愛美 ~ニューハーフの歩み~

記憶にしまった恋心…



ちわぁ~ッス♪

夏を満喫したいのに
上手にエンジョイプレー出来てない愛美です;

良い加減
慣れても良いのに?
31年目の夏時間なのにさぁ;









昨夜
お店に懐かしいとある人が来店してくれたの¨

実に
会うのが7ヶ月ぶりぐの再会¨
(FACEのラスト以来)

水商売やってる以上は
お客さんとは付き合わない!
とゆう強い?信念の元?
やってきた私。
(って、若かりし頃は幾度かあったけども;)

そんな私が惚れた。

一個下のお客さんで
一緒にいてとても心地よい人。

忘れもしない
去年の夏頃
FACEの二周年祝いのパーティーの時に知り合い
幾度か会う都度に
飾らない人柄に

営業ではなく
いつの日か
お店を離れてプライベートでも遊んだりするようにな間柄になってた。

当時
お互い恋人がいなく
友人達からも
とても私達の雰囲気が良いと言われていたぐらい自然でいられた。

友人A主催の屋上パーティーの時に
ぽろりと私の友人に本音を話してくれてたみたいで
かなり私からしたら嬉しい言葉。

『愛美と付き合えたら結婚しても良い』

と…

FACE最後の日

本当は
泣きたい気持ちを必死で押さえて笑顔を作り
お店のママとして努めるラストの門出にふさわしくカッコよくドレスで凛として決める私に合わせて
いつもラフな格好なのに
同伴するからと
自分も慣れないスーツに身にまとい
それに合わせる為に当日にロングコートまで買って
私の晴舞台に付き合ってくれたそんな心優しい人。

散々悩んだ挙げ句に

色々あって水商売に疲れた私は
これを機に足を洗い
このまま上がるつもりだった。
(今年始め頃は、真剣思ってた)

なので
お客さんではなくなる彼に私は
意を決して
年明け早々に会うなり
告白すると決めたんだ。

前々から言ってるけども
変な所でプライドが高くて自分から告白しないタイプの私;

そんな私が腹をくくった。

お互いの思いは
既に分かり過ぎるぐらい十分に分かってるから
この思いを素直に次のデートの時に
私から関係を進展させようと。。。

けども
そんな思いとはうらはらに

お正月に
メールをしても返信が返ってこずに
二回目のメールもスルーされてしまい…

普段
強気な私なのに
変な所で内気で尻込みしやすい気弱な性格;

連絡をしても返ってこないなら
私達はきっとそれまでだったんだなぁ~
って
彼女でも出来たんだろうなぁ~

またいつもの通りの癖
無理矢理自分の心に言い聞かせし思い込ませ
せつないけども恋心を飲み込み記憶にしまい込んだ。

そんな彼が
同級生や元同僚を連れてお店に顔を出してくれたの。

あまりにも嬉しい懐かしい彼の笑顔。

動揺している自分を隠す為に
過剰なくらい
必死でいつものオカマキャラ全開で営業↑

なにげなしに
彼の友人達に

愛『私、昔、Nちゃんの事好きだったんだ~けども、メールいれても返ってこなかったから諦めたのぉ~今だにNちゃんにFACE最後の時におねだりして買ってもらった腕輪つけてるんだょ~』

N『一括送信だったし営業かと。昔¨好きだった。かぁ。。。』



何で!?昔で反応…?

ちとすねたその表情は何?!


あの時の決断やっぱり間違えてたのかしらぁ?!

早く諦め過ぎてたの???

そんな彼が
会話の中で今も彼女がいない事を知り

何だか
分からないけども妙な気分に¨

恥ずかしいぐらいのラブソングを唄いながら彼が

N『あぁ~早く結婚したいなぁ~』とぼやいた。

私もすかさずに便乗して

愛『私もいい歳だし結婚したいわょ~』

懐かしい
あうんの呼吸に二人で顔を見合わせて笑顔*

ふと
なにげなしに
彼が耳元で囁きながら言った一言が胸にささった。

N『またFACEみたいな楽しいお店やってょ~』

今の私には
とても嬉しい言葉だった。

去年末に
FACEを泣く泣く閉める前に
彼の車の中で
私は様々な自分の悩みを相談をした。

その時に彼に言った一言を今も忘れない。

愛『水商売疲れたし、たとえ周りに逃げ根性でも、なんて言われても良いの。今は昼まで働いて、普通に夜に寝るような生活をしたいんだ』

N『良いんじゃない。愛美が決めた道を。自分が思う道を進みなょ。疲れたんなら休むのも良いし。』

彼は人の気持ちを尊重して私の気持ちを受けとめてくれた。
そんな器の大きさや
それまでは
少し年下だからとなめていたところもあったけども
その言葉にどれほど私が当時救われた事かぁ…

だから確信したの。

この人だと。

自然に惚れた。

だから

告白しょうと決めたんだ。

ただ…

そんな淡い思いを伝えないままに
いつしか疎遠になり…

それ以来の再会。。。

私が♀の子のお店に働き始めた事は伝えていた。
(そのメールも一括送信だったのがあまり嬉しくなかったみたい;)

また水商売に戻ってきた私の気持ちを察したか?のような彼の肩押し…

ましてや
私はちょうど店をやる為に動きだした矢先の時。

色々な意味で…

深い縁を感じた。

こんな私自身の色々な気持ちがが動きだしていて
前向きな反面
気持ち的に不安定で弱い時期でもあるこの瞬間。














記憶に閉じ込めた懐かしい彼の歌声…

誰に対しても飾らない素直な人柄…
また久しぶりに癒された。
心ん中で
閉まっておいた淡い想いが解き放されてしまいそうで…

ましてや

奴のこんなにものかなりの放置プレイの現状…

新しい事への挑戦に胸を膨らませる分
正直
怖くて不安な気持ちも多々あるんだ…

めっちゃ☆甘えたいこんな時期の私。


いけない。


全てをちゃんとしないと。



私は今・・・