別れの先には… | 弘中 愛美 ~ニューハーフの歩み~

別れの先には…



別れがあるから
人は
今を大事にするの?

永遠などないから
人は
今を大切に生きるの?


別れ・・・


誰しもが
平等にある別れ。









葬儀場に着いた私は
O先生の遺影を見た瞬間に
さっきのほがらかな気分など何処へやら

そこには
当時と変わらないカッコee女性O先生の姿があった。

14、5年前の当時の思い出が走馬灯のように溢れ出てきて…

O先生
離婚など後ろ指を指されるような時代に
美容師一筋
女で一人で
M子先生や養子に迎え入れたY店長を育て上げた
男勝りでパワフルな女性。
私が美容室に入った時も
気に掛けていてくれた事を今でも忘れない。

そんなカッコee女性O先生の娘のM子先生に出会った時の事も今でも鮮明に覚えていて思い出されて…

まだ
当時は
ニューハーフになりたてで、自分が女装をして生きてゆくのに対して、自信も何もない頃で
ましてや
水商売から上がったばかりで
はたして
昼間に自分が受け入れてもらえるのかと?
ただ、ただ
不安だらけだった毎日だった私の心。
けども
自分に嘘をついまで
男の格好をして偽りの姿で生きていたくはない…
女として格好で普段から生きていたいという
強い信念だけは持っていたからか
それが伝わったのか?

そんな私の不安な気持ちなんて一辺に吹き飛ばしてくれたM子先生の暖かい言葉を今でも忘れない。

『何で?女性の格好をしている事を気にするの?愛美ちゃんは愛美ちゃんなんだから、別にそのままの格好でお仕事をして構わないのょ』


何の躊躇もためらいもなく私自身を受け入れてくれた。
とても
心の器、人としての器がある人。

それをきっかけに
大きな自信や
自分がニューハーフとして生きてゆく勇気をもらえたような気がしてるぐらい感謝している
心に残る私の宝物の言葉☆気持ち

そんな娘を作り上げたO先生だから
とても素敵な人なのは言うまでもない話。

ただ、ただ、
しゃかりきに生きた人生を今はゆっくりと休んで下さいね。

まぁ
きっと天国でも
粋なO先生なんだろうけども。

娘のM子先生曰く

『好きなように生きた人生』

だそうで。。。

憧れがれてしまう理想な生き方だなぁ。

喪主の挨拶の時
M子先生は最後の最後までM子先生らしく気丈に振る舞っていたけども
いつもは母親譲りで強いカッコee女性の姿なんだけども
一人の娘としての子供としての弱さや素が見えて
せをなM子先生を見ていたら

涙、、、

けども
きっちりとした姿勢で
O先生の事を伝える言葉は、さすがは尊敬するM子先生。

女性の強さを感じた。


お別れの時に
棺の中のO先生は
痩せてはいたけども
最後の最後まで
イケてる女性だったょ!

やっぱり
親子って似るんだね


何だか
無性に母に会いたくなっちゃった♪

ちょっと前に会ったばっかりなのに。変だね;


友人も突然で会えなかったし
お土産買って
とっとと母が待つ埼玉へ
この思い出列車に乗って帰るかなぁ≡З


幼少の頃に
生まれ育った
私の子供時代の全てがあった千葉の町並み。

やっぱり
ホッ〃と出来る場所。

今日の
この何とも言い表わせないような
心の気持ちを大事にしてゅこう。

そして
また
明日から
私らしく頑張ろう!!!


最後の最後の時に
悔いなく恥じない人生を生きてみたと思いたいからぁ。

O先生を見送った後の青空は
とても青く澄み切って輝いていたょ。



















思い出深い町に
色々と育ててもらえた。


O先生
いつまでも変わらないでいて下さいね。

女性としての
人としての
素敵な生き方を見せてくれて
ありがとうございました。

私も
心から強い女性になれるよ-ぅ
自分を信じてみます。









しかし

子供じみた気持ちだけども…

いつも
いつも
思う気持ち。


【別れなんか大嫌い。】


だけども。。。

だからこそ

人を好きになるんだろうなぁ。。。



O先生
心から御冥福をお祈り申し上げます†