性転換旅行☆⑤日目
Wタイトル
『おしっこ調整しちゃいました記念にも関わらず、さよなら私のお玉ちゃん』
3月19日(月)日記引用〆
ほぼ
20~30分置きの感覚で起きている私
(する事がなく眠りで、熟睡出来ないのか?!)
今朝は
朝一からからナースに
『ピッピの練習』を告げられ
*ピッピ→おしっこ
訳の分からない日本語を、耳をダンボにして聞き、ようやく理解!
おしっこの入ってる尿パックを一旦、輪ゴムで止めて、それを四時間置きに(尿がたまったら)輪ゴムを外すらしいの;
ようは
おしっこの止め方?やり方の実地訓練らしいんだけども
やっぱり
輪ゴムでパックを止める時に、私の新名所から出てるカテーテルが外れはしないか?
膀胱破裂しちゃわないか?とか
怖さや不安になり
輪ゴムを止めるだけでも一苦労な行為だったわぁξ
四時間後・・・
恐る恐る輪ゴムを外すしたら
チョロチョロと軽い音を流して、その下のパックに、私の未使用水分が流れていったょ。。。
と
『スコーン』
*私の体の中で聞こえた音?
おしっこが
貯蔵庫から出終わった時の、あの『出ました!終わりました!』報告みたいに
尿道ちゃんに走る不思議な音?微妙な痛みの感覚…
『これが♀の子の水分放出終了系の感覚なの?』
一抹の不安を胸に
言われるがままに
四時間置きの感覚を心身共に受けとめているょ。
それと。。。
かなりのショックなお話をUさんから。。。
いきなり病室に来る早々にUさん
U『今日は○○さんに悲しいお知らせをしなければなりません…』
私の頭ん中はパニックルーム状態で
親に何かあったの?
性転換失敗したのかしら?また日本で地震?
Uさんのカエルみたいな口元を凝視しながら、勇気を出して聞いてみたょ
私『えっ。。。あっ〃はい。何でしょうか?。。。』
U『飛行機の都合上、頼まれていた睾丸の方が持って帰れなくなりました』
少し安心しつつも
やっぱり
えっ???
私『何でですか?』
U『テロの問題とかで、瓶に入った物はうるさく、色々と手続きや交通の問題上無理なので…』
私『あのぉ…私の睾丸は今何処にあるんですか?今、見てみたいのですが?』
U『もーぅ既にないです…』
???
何かおかしいよね?
ないって
んじゃぁ
私の長年の相棒のお玉ちゃんは何処に・・・???
ちゃんとドクターに捨てないよーぅに言付けしてくれたのかしらぁ?。。。
(嫌な性格の私が到来ξ)
何で?
私の許可や同意がまたないのに
お玉ちゃんは廃棄処分されちゃう訳?
これ真剣に訴えられる話よね?!
昔から思ってたんだ。
やっぱり
ゴミのように捨てられちゃうのは(親から頂いた身体)忍びないので
お玉ちゃんを取った際には、死ぬまで、自分の傍に神棚に置き水をあげたりするかorもしくは、お墓に入れたり・お寺で供養して燃やしてもらおーぅかとも。。。
日本に持って共に帰国し
母に見てあげたかったと。。。(母が望んでないかも知れないけども:)
30年間分のお礼を
ちゃんと目の前で言いたかったなぁ・・・
何かぁ
何とも言えないような
複雑な気持ちのままに
『もーぅないんじゃ仕方がないね・・・』
と自分に嘘をつき
納得させたょ。。。
何にしても
後味の悪い別れ方は
大嫌いな私なのにさぁ・・・・・・・・・・・・・・
さよなら・・・
○○のお玉ちゃん。。。
長きに渡り来る日も来る日もお勤めご苦労様でした!!!