見にきていただきありがとうございます。

夫・私・息子の3人家族のまるです。

 

息子が年長の就学相談時にADHD+ASDグレーの診断がされました。

 

息子の記録と理解の為に書いています。

発達障害に対しては、まだまだ勉強不足ですが、笑顔を忘れず無理をさせず、子育てをしていきたいと思っています。

 

よろしくお願いします。

 


前回続きです

 

転機は2023年4月、息子が年長になったときです。

夫の仕事の都合で引越しをすることになり、私は仕事を辞め、息子も保育園を退園することになりました。

 

 

息子は新しい人間関係や環境が苦手です。

保育園が変わることで、息子のメンタルに大きな負担をかけることが分かっていたので、幼稚園でできたお友達がそのまま小学校にあがるように、家と幼稚園が同じ校区のところを選ぶことは必須でした。

(時期的な問題で、保育園の募集は締め切られており、幼稚園しか入れるところはありませんでした。しかし、年長になると幼稚園もすでに定員に達しているところがほとんどで、幼稚園選びは難航しました。)

 

 

物件を見て、近くの幼稚園を調べ問い合わせをして空きがあるか確認し、断られるという日々でした。

そんな中、今お世話になっている幼稚園と家が見つかり、やっと次の生活の基盤ができると安心しました。

 

 

決まった幼稚園はマンモス幼稚園で、園児の数が今までの3倍ほどの大きな幼稚園の為、息子が馴染めるか不安でしたが、お友達ができれば何とかなると、その時は楽観視していました。

きっと楽しい幼稚園生活が送れるはず‼

父と母は、息子の新しい未来が輝いていることを信じて疑いませんでした。

 

小規模幼稚園を希望しても空きがない為、その時の選択肢としては、

「ここで何とか馴染んでやっていくしかない‼」

というのが正直なところではありますが笑

 

 

親が勝手に決めた幼稚園ですが、何も知らないところに行くのは不安が大きいと思い、一度保育園を休ませて幼稚園に見学に行ったことがありました。

しかし、運悪くその時はちょうど全学年でお店屋さんごっこをする日で、幼稚園の玄関を入った途端に、園児たちの大きな叫び声が聞こえてきたのでした。

 

その時の園児たちの声で息子がパニックになり、母にしがみついて離れず、

「ここ怖い、帰りたい!!!」

と、泣いて離れませんでした。

 

息子のこんな様子を見ることはあまりなく、私は息子を宥めることで精いっぱい。

 

 

そんな様子を見て一緒にいた園長先生の言葉で一瞬固まってしまいました。

 

 

「今まで療育に通っていたことはありましたか?」