1月に亡くなったおば

預貯金はまあいいとして
問題は土地屋敷である

おばは先立った夫から相続している訳で
配偶者の家系代々の土地である
(分宅として土地を分けて貰って建てた)

やむを得ず兄(私のおじ)が一旦全て相続したが
所詮「他所様のお宅」である
普通に考えたら本家にお返しするのが筋だろう


どなたか親戚の方で使いたい方はいらっしゃらないか
聞いていただいたが
誰も手が上がらない

決して新しくはないが、急死だったためかなり綺麗に整頓されている


このままだと税金がかかり、家もいたんでしまう
不動産屋を通して売りに出すことになった






驚くべき事に、すぐに買い手がついた

スーパーまで車で20分近くかかるような立地の上、
観光を生業とする町である
山あいの東向きで異様に日没が早い(西側が山)



すぐにでも片付けをしなくてはならない

と、思ったら


家具や私物はそのままで良いという
必要なアルバムや貴金属などは持っていってということだった

家具はまだしも、
衣料品とか残っていては絶対に迷惑だろう



何故そんな事を?
と、訝しく思っていた





どうやら、
Iターン移住目的の方が検討下さっているとかいないとか

世の中には奇特な人もいるものである
別荘にするならまだ分からなくもないが…



買って下さる方にこんな事を言うのもアレだが



田舎暮らしの過酷さを知らないから
安易に移住など思い付くのだ


代々の氏素性がはっきりしている人しかいない中に
突然外部の人間が飛び込む恐ろしさを
知らないのだろう


日本人ならまだいいが、
これが海外の方となったらなかなかご苦労が絶えない感じになりそうなことは必須だ
(周囲もご本人も)



こういう問題は全国的で
地方の空き家対策は根深い



おば宅はこれで片付きそうだが
問題はおじ宅(母の実家)である
まだ判断がつくうちに
早めの英断を
ただただ願うかぎり