覆面調査
またまた引きました
ホント
巧く出来ている
前回は、10月半ばに実施⇒11月末に結果という流れ
ということは、2月上旬実施⇒3月下旬結果発表 と思われる
査定というか、時給見直しは年2回
春と秋だ
前回9月末に貰っているから、次回は3月末だろう
この時も確か覆面調査結果と共に渡されている
今回は流石に、
調査が入って間もなく勘付いたらしく
わらわらと背後に人が集まってきた
上司(係長)とパートだけだったが……
賞与の査定に関わる社員の皆様は我関せず
(覆面調査結果が社員のボーナスの査定の一部になる)
ケチも付ける気はない代わりに、どうぞご勝手に
といった空気を醸し出していた
さほど私に興味が無いのだろう
別の仲良し社員さんがやったのなら、労いに行ったに違いなかった
注目されるのも性にあわないし
コッソリ高得点で出し抜くのが私の矜持、美徳とするところ
(そうは言っても取れないのだが)
今回、隣席の同僚と直前まで覆面調査対策に勤しんでいた
恐らくどちらかが引くと周囲からは思われていた
高得点狙いの自己顕示欲の塊に映っていたかも知れない
月給制の社員からしたら
私の覆面調査がコケて時給が上がらなかろうが
痛くも痒くもないだろう
物価は上がれどパートは数年昇給がない
使い捨てパート如きに社員が心を配る必要もない
故に、時短社員からの興味の対象外とされていたのである
厄介な試験をパートが勝手に請け負ってくれて、自分は手を汚さずに済む
ここで試験の機会を奪ったら、時給アップを狙うパートの邪魔をして恨まれることになりかねない
正直言って、引く気がない人間からすると興味が無いの一言に尽きるだろう
直ぐに勘付いた同僚が上司を呼んでくれた
(対策担当をかってでた)同僚が私を色々指導して対策を講じているというテイになっている
そのため、今のタイミングはチャンスだと同僚に言った
教える楽しさが分かってきた気がする
(一般)指導員の資格を取りたいとアピールしろ
しかし、口が裂けても時給の話はするな
と、今こそ係長に掛け合ってこいと背中を押したのだ
彼女が取らせて貰えるなら、私も便乗出来る可能性がある
少々小狡いやり方だが已むを得まい
ここで書いている一般指導員は
時給30円プラスである
上級は更に60円プラスだが
今の窓口では流石にベテラン社員しか所持者はいない
下手に欲をかいて
上級指導員が～とか言い出すと、取り合ってすら貰えない可能性がある
とにかく角が立たないよう穏便に進めたいところ
反感を抱かれたら終わり
定期的な昇給が見込めないならば、社内資格取得に努めるくらいしか思いつかない
とはいえ、ギリギリまで野心を悟られてはならないのだ
必ず阻む者が出る
特に時短社員には……
パートふぜいが生意気にと思われたら
いくら相手が年下でも
あっという間に潰される
出来ない部分をあげつらって
上司に報告されていた過去がある
当時の上司も
時給を据え置く理由欲しさに
格下を監視させるよう仕向けていた節があった
私の座右の銘は
人を見たら泥棒と思え
盗まれるのは物とは限らない
機会や尊厳、未来という場合だってある
決して簡単に手の内を明かしてはならない