母さんの母さんじゃない顔
父さんの父さんじゃない顔
私は見たくなかったな
だって本当は昔から薄々感じていたんだ
二人とも親の顔じゃない
親の顔に見せかけた仮面を付けているだけなんだって
だけど気付いてないフリをしたかった
気のせいだって信じたかった
抱き締めてくれた腕も微笑んでくれた顔も、かけてくれた毛布も、遊んでくれた時も、全部全部心からだって思いたかったから
知ってたよ
その電話の相手が友達じゃないの、おじいちゃんやおばあちゃんでもないの
知ってたよ
帰ってくるのが遅いのは仕事じゃないって
産んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう
だけどね、嫌々育てるぐらいなら
私のことで後悔するぐらいなら
明日は要らない
嘘をついてアナタに挨拶するのが苦しいよ
私は知ってるよ、なんで話してくれないの?なんではっきり言ってくれないの?
アナタは知らない
時々、優しさが人を傷つけると
時々、哀しみよりももっと深い嘆きがあることを
壊れていく私の大切な思い出が、砂みたいに指の隙間から溢れていく
父さんの父さんじゃない顔
私は見たくなかったな
だって本当は昔から薄々感じていたんだ
二人とも親の顔じゃない
親の顔に見せかけた仮面を付けているだけなんだって
だけど気付いてないフリをしたかった
気のせいだって信じたかった
抱き締めてくれた腕も微笑んでくれた顔も、かけてくれた毛布も、遊んでくれた時も、全部全部心からだって思いたかったから
知ってたよ
その電話の相手が友達じゃないの、おじいちゃんやおばあちゃんでもないの
知ってたよ
帰ってくるのが遅いのは仕事じゃないって
産んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう
だけどね、嫌々育てるぐらいなら
私のことで後悔するぐらいなら
明日は要らない
嘘をついてアナタに挨拶するのが苦しいよ
私は知ってるよ、なんで話してくれないの?なんではっきり言ってくれないの?
アナタは知らない
時々、優しさが人を傷つけると
時々、哀しみよりももっと深い嘆きがあることを
壊れていく私の大切な思い出が、砂みたいに指の隙間から溢れていく