secret meeting -4ページ目

to be with you 6

家に着くとそれからはご存知の展開だよね。
 
そして、お昼ご飯をコンビニに買いに行ってさ。
 
すぃーとのたこ焼きの待ち合わせまで何しようかって。
 
僕は君を求めてしまう。
 
酔ってない君に僕を抱きしめて欲しくて。
 
酔ってない君に名前を呼んで欲しくて。
 
酔ってない君とつながりたくて。
 
このまま離れたくないって思った。
 
でもすぃーとのたこ焼きがあるから行かなきゃ。
 
マックスバリュで3人で食材買って君の家へ。
 
3人で準備してたこ焼き。
 
たこ焼きの最中は楽しくて笑顔でいれたね。
 
君のアルバムに書いたメッセージ。
 
残せてよかった。
 
枕の下に置いた君へのメッセージ。
 
本当の気持ち。
 
君が具合悪そうなのに僕を送ってくれた。
 
手を握って家まで送ってもらった。
 
帰りたくないよ。
 
明日はバイトに行きたくないって思った。
 

to be with you 5

5月のこと。
 
5月は本当に大切なことに気付けたよ。
 
まだ半分以上5月が残ってるんだけどさ。
 
ゴールデンウィークは君と遊ぶのが雄一の楽しみでした。
 
3、4日と君は花見。
 
飲み過ぎないでと願うのはいつものこと。
 
3日は大丈夫だったみたい。
 
ただオールで寝てないのに、また花見に行くのは大丈夫かなぁ?って心配になったよ。
 
君からのメールは2、3時間に1通。
 
夜になって不安になってきたよ。
 
君にメールで今どこにいるの?とか聞いてみても返事はない。
 
心配だったけど楽しいだけだろうなって思ってた。
 
9時すぎに知らない番号から何回も電話。
 
知らない番号からのは出ない人だから出なかった。
 
心配で君に電話。
 
君は電話に出てくれた。
 
君は僕に助けて助けて、無理無理って言ってきた。
 
ものすごい不安と恐怖に襲われて手と足と声が震えた。
 
誰かに襲われたのかなってすごく怖かった。
 
とにかく迎えに行くから落ち着いてって言った。
 
また知らない番号から電話がきて、僕は電話に出た。
 
君の友達だった。
 
友達によると君が飲み過ぎて1人で歩けなくなってるから迎えにきてほしいっていう内容。
 
僕は君が無事でとりあえず安心。
 
すぐに車に飛び乗って迎えに行ったよ。
 
僕はあれほど一気飲みとか飲み過ぎには気を付けてって言ってきたんだよ?
 
君があんな姿になるところは見たくないんだよ?
 
そんなことを考えて運転してた。
 
公園に着いて君に電話。
 
友達が4、5人で君を抱えてやってきた。
 
君は泣いていた。
 
みんな嫌いにならないでってさ。
 
僕も泣きそうになったよ?
 
君の友達に今度から飲んでも無理させないで?って言っちゃった。
 
友達は僕に怒られたって思ってしまったみたい。
 
そんなつもりはなかったんだ。
 
君を僕のとこに連れてきてくれたのにあんなこと言って本当にごめんなさい。
 
君を車に乗せて君の家へ向かった。
 
君の家の近くまで着いた。
 
君は吐きそうになってた。
 
背中をさすってあげてちょっとは吐けたみたいでよかった。
 
君は家には行きたくないって言ってた。
 
お母さんに怒られるから。
 
君に寄り添って頭撫でて、背中さすって。
 
君はまた泣き出す。
 
みんなに嫌われるってさ。
 
みんな嫌いにならないよ?
 
みんな心配してくれてるじゃん?
 
僕だって君のこと心配でたまらなかったよ。
 
君に飲み過ぎたの?って聞くと飲んでないって。
 
飲み過ぎたし、一気もしちゃったのは知ってるさ。
 
君にちょっと強く言ったらまた泣いてしまった。
 
僕は車から降りて1人ちょっと歩いてみた。
 
やっぱり放っておけないよ。
 
君にまた寄り添って頭を撫でた。
 
そして、鈴木さんがピカチュウをとりにきた。
 
僕が君の代わりに返したよ?
 
君は車に隠れて鈴木さんに合わす顔がなさそうにしてた。
 
鈴木さんいい人だね。
 
鈴木さんから袋をもらった。
 
鈴木さんは帰っていった。
 
君の家の近くに着いて1時間半、やっと君のお母さんが寝たみたい。
 
泣く君を連れて家の中へ。
 
なんとか部屋までたどり着いた。
 
布団に寝せて、汚れた服を着替えさせた。
 
君にとりあえずうがいさせるためにお茶を飲ませた。
 
なんでペットボトルに焼酎入ってんだよ。
 
君に焼酎飲ませてしまった。
 
最悪。
 
なんとかうがいさせたら君はキスしてきた。
 
僕はキスしたかった。
 
それからはそのままエッチしてしまった。
 
そして、君は僕をこう呼ぶ。
 
たつやさんって。
 
僕はたつやじゃない。
 
君に僕の名前は?
 
僕の誕生日は?
 
僕の血液型は?
 
僕は君に僕の名前を呼んで欲しいよ。
 
本当は君をカラオケに迎えに行って、きれいな夜景を見たかった。
 
きれいな夜景を一緒に見て、喜ぶ君にキスしたかった。
 
酔った君は嘘をつけないんだ。
 
君の家から帰る時君にキスして帰ったよ。
 
帰りの車の中にはポップな曲が流れてて、やたらとその曲が悲しかった。
 
家に着いてぽかーんとしたままお風呂に入って寝た。
 
次の日は、君の作ったお弁当を持ってお花見する日なんだよ。
 
早起きしようって決めた。
 
早起きして君を迎えに行った。
 
君は車のなかでは無言なんだ。
 
さぁ僕の家に着いた。
 

to be with you 4

2009年、そう今年のこと。
 
まだ半分も過ぎてないけど書かずにいられない。
 
今年の最初のほうは何事もなく楽しい毎日だったんじゃないかな。
 
バレンタインに一緒にぽんぽこ食べたりさ。
 
でも君は就活が1番大変な時期だったんだよね。
 
ハローワーク通ったり履歴書いっぱい書いたり頑張ってた。
 
そして、君が内定もらった時は本当によかったなって思った。
 
嬉しかった。
 
君が嬉しそうに話すんだもん。
 
水色のジャージださいって言いながら見せてくれたよね。
 
4月になって君は働き始めたね。
 
子供かわいいって幸せそうにね。
 
でも4月くらいから君の変化はわかってた。
 
前とは違いすぎるから。
 
冷たい態度、冷たい言葉。
 
前からツンデレなのはわかってたけどそれとは違う。
 
君に好かれたくて我慢もした。
 
だけど変わらない君。
 
変な感じだなぁ。
 
18日のライブの後は泊まりにきてくれて本当に嬉しかった。
 
ありがとう。
 
君と寝るの好きだよ?
 
4月23日はさくら祭り。
 
一緒に唐揚げとか食べたりして公園歩いたね。
 
君の家での晩ご飯。
 
君のおいしい料理。
 
やっぱり生活科で学んだだけあってうまい。
 
君に家まで送ってもらう時は寂しかったな。
 
お互いの気持ちがすれ違ってたから。
 
メールとかのハートがなかったりさ。
 
4月29日のつかさとかとの花見に迎えきてくれた君はもう明らかに僕をめんどくさそうだった。
 
その日別れを切り出されたけど絶対に嫌だった。
 
次の日遊ぶ約束もしてたのにさ。
 
次の日は車で青森まで。
 
ラーメン食べて、ドンキ行って、家族風呂のない極楽湯に行って。
 
君が笑ってくれたのが嬉しかった。
 
久しぶりに君を家まで送っていったな。
 
4月まではこんな感じ。